日本酒イベント「若手の夜明け2026」出場50蔵が決定、東京・大手町に集結
2026年9月30日(水)から10月4日(日)にかけて、東京・大手町仲通りおよび内神田仲通り広場にて開催される日本最大級の日本酒イベント「若手の夜明け2026」において、出場蔵元50蔵が決定いたしました。全国61蔵がエントリーした選考会を通過した40蔵に加え、2025年大会の杯売ランキング上位10蔵が自動出場となり、全国の若手醸造家が東京・大手町に集結します。本イベントは、おいしい日本酒と文化を世界に広めるcamo株式会社と三菱地所株式会社の共催により開催されます。

「若手の夜明け」の歴史と意義
「若手の夜明け」は、2007年から続く蔵元主催の日本酒イベントです。2007年から2017年、そして2018年から2022年の2期にわたり、全国の有力蔵元が主体となって開催されてきました。2022年9月からはcamo株式会社が事業を承継し、イベントの規模と内容を刷新・拡大してきました。その結果、現在の事業規模は承継時の約10倍にまで成長しています。
本イベントは、全国的な日本酒イベントの中でも特に「若手醸造家」に焦点を当てた稀有な場として、高い注目を集めています。これまでに全国40回開催され、42都道府県から延べ150蔵以上が参加してきました。これは、日本国内に約1,500場ある清酒製造免許を持つ蔵元のうち、およそ10%が関わる大規模な取り組みであり、日本酒業界における若手の育成と発展に大きく貢献しています。
開催背景と目的:日本酒業界の「危機」を「希望」へ
現在の日本酒業界は、蔵元数の減少、後継者不足による廃業、COVID-19の影響、米価高騰といった構造的な課題に直面しており、大きな転換期を迎えています。しかしその一方で、伝統的な酒造りの技法を継承しつつも、革新的なアプローチで新たな日本酒を創造しようとする若手醸造家が全国各地で台頭しています。
「若手の夜明け2026」は、このような次世代を担う醸造家50蔵を、日本のビジネスの中心地である東京・大手町に集結させることを目的としています。これにより、日本酒を単なる伝統産業としてのみならず、「持続可能な成長産業」として再定義し、その新たな可能性を国内外に発信することを目指します。2026年のテーマは「自他共栄」であり、5日間で延べ10,000人の来場者を見込んでいます。

2026年の見どころ:新企画と継続・強化する取り組み
「若手の夜明け2026」では、「自他共栄」をテーマに掲げ、新たな企画の導入と既存の取り組みの継続・強化を両軸で展開します。共催の三菱地所株式会社との連携により、2026年開業の大手町ゲートビルとの連動企画が予定されています。また、昨年導入された選考会制度や2期入替制は継続的にブラッシュアップされます。国内50蔵に加え、世界各国から海外蔵も招聘し、5日間で延べ10,000人の来場者を見込む規模で開催されます。
新たに開始する企画
- 「日本酒の日」連動企画: 10月1日の「日本酒の日」が会期中に含まれる初の年となります。当日はメディアを招待し、日本酒の日ならではの特別企画を実施することで、日本酒文化の魅力を広く発信していく予定です。
昨年から継続・強化する取り組み
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選考会の開催: 2025年に導入された選考会制度が継続されます。業界の最前線で活躍する飲食店や酒販店のプロフェッショナルが厳正な審査を実施しました。今年はディスカッションとフィードバックの時間がさらに拡充され、昨年から継続して審査を務める審査員陣の議論を通じて出店蔵が選出されました。
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4テーマ別エントリー制: 蔵元は「果実香・花の香り・スパークリング」「キレ・辛口・透明感」「旨味・コク・燗酒」「熟成・複雑系」の4つのテーマに沿ってエントリーしました。これにより、来場者は多様な酒質を効率的に楽しむことができます。
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2期入替制: 全酒蔵への出店可能日程の事前ヒアリングに基づき、5日間を通して来場者が多彩な酒蔵と酒質を楽しめるよう構成されています。25蔵ずつが2期に分かれて出店します。
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海外蔵の招聘: 世界各国のSAKE醸造所も継続して参加します。これは、日本酒のグローバルな広がりを国内に発信する貴重な機会となります。
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プレミアム体験: 日本酒有資格者ガイドが当日の出場蔵ブースを案内する有料ツアーが実施されます。これにより、日本酒の魅力をより深く理解し、楽しめるプレミアムな体験が提供されます。
選考会開催結果と出場50蔵の発表
2026年6月9日(火)に、東京・高輪ゲートウェイ NEWoMan TAKANAWA MIMUREにて「若手の夜明け2026」選考会が実施されました。全国の若手蔵元61蔵がエントリーし、EUREKA!オーナーの千葉麻里絵氏を審査委員長とする9名の審査員によるテイスティング審査とディスカッションを経て、選考会通過40蔵が選出されました。これに加えて、2025年大会の杯売ランキング上位10蔵が自動出場となり、合計50蔵の出場蔵が決定いたしました。
選考は昨年度から継続する4テーマ別エントリー方式で実施されました。「果実香・花の香り・スパークリング」「キレ・辛口・透明感」「旨味・コク・燗酒」「熟成・複雑系」の各テーマにおいて、業界の最前線で活躍する飲食店・酒販店のプロフェッショナルが厳正な審査を行いました。
出場蔵一覧
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北海道: 小林酒造株式会社(キタノニシキ)、上川大雪酒造(上川大雪)※昨年TOP10、福司酒造株式会社(五色彩雲)、株式会社森ノ醸造所(APE【アぺ】)
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岩手県: 岩手銘醸株式会社(奥六)、株式会社あさ開(あさ開)
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宮城県: 秋保ハートロックサケ株式会社(磊峡 -RAIKYO-)
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秋田県: 稲とアガベ(花風)※昨年TOP10、飛良泉本舗(飛良泉)※昨年TOP10
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山形県: 古澤酒造株式会社(澤正宗)
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福島県: 末廣酒造株式会社(玄宰)、合資会社男山酒造店(会津男山)、haccoba-Craft Sake Brewery-(はなうたホップス)※昨年TOP10
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茨城県: 合資会社浦里酒造店(浦里)
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群馬県: 土田酒造(シンツチダ)※昨年TOP10
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新潟県: 緑川酒造株式会社(緑川)、苗場酒造株式会社(ゆきのまゆ)、小松裕介(阿部酒造株式会社)(Yusuke Komatsu)、阿部酒造(あべ)※昨年TOP10、八海醸造株式会社(唎酒 Rishu)、笹祝酒造株式会社(笹印)、葵酒造(MaisonAoi)※昨年TOP10、たからやま醸造株式会社(たからやま)
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富山県: 若鶴酒造株式会社(三六〇)、林酒造場(林)
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石川県: 鶴野酒造店(谷泉)※昨年TOP10
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長野県: 美寿々酒造株式会社(SUN-ROKU)、株式会社 Cultiva(Sankeinishiki NAGANO)
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静岡県: 杉井酒造(杉錦)
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愛知県: 山﨑合資会社(奥)、合資会社柴田酒造場(孝の司)、青木酒造株式会社(米宗)、伊東株式会社(敷嶋)
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滋賀県: 安井酒造場(生酛太郎)、ハッピー太郎醸造所(うきうきホップ)
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京都府: 株式会社 Linné(800)、月桂冠株式会社(Gekkeikan Studio)
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大阪府: 山野酒造株式会社(片野桜)
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鳥取県: 有限会社太田酒造場(辨天娘)
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広島県: 柄酒造株式会社(9代目於多福)
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山口県: 新谷酒造株式会社(わかむすめ)
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愛媛県: 水口酒造株式会社(NIKITATSU)
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福岡県: 株式会社 LIBROM(FREROM)、菊美人酒造株式会社(有隣)、大賀酒造株式会社(大賀)
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佐賀県: 馬場酒造場(能古見)※昨年TOP10
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長崎県: 福田酒造株式会社(福海)、森酒造場(飛鸞)※昨年TOP10、合資会社吉田屋(BANG)
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宮崎県: 千徳酒造株式会社(Sentoku)
開催概要
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名称: 若手の夜明け2026
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開催日程: 2026年9月30日(水)〜10月4日(日)
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2026年9月30日(水)~10月2日(金) 17:00~21:00
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2026年10月3日(土)・4日(日) 12:00~18:00
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先行販売チケット購入者は、各日開場30分前より入場可能です。
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会場: 東京都千代田区 大手町仲通り、内神田仲通り広場
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概要: 日本酒の試飲販売、フードやソフトドリンクの試食販売、お酒やイベントグッズの物販、体験企画、講演会など
- 開催概要は変更になる場合があります。
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参加蔵数: 国内50蔵(25蔵×2期入替制)+海外蔵
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主催: 若手の夜明け実行委員会(camo株式会社)
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共催: 三菱地所株式会社
今後の展開
今後、出場50蔵それぞれの蔵元、出品酒、そして選考に至るエピソードが順次公開される予定です。9月中旬には来場チケットの一般販売が開始される見込みです。最新情報は主に以下のInstagramアカウントにて発信されますので、ぜひフォローして続報をお待ちください。
審査員コメント
今回の選考会では、業界の第一線で活躍する9名のプロフェッショナルが審査を務めました。彼らのコメントからは、若手醸造家への期待と日本酒業界の未来に対する洞察が伺えます。
審査委員長 総括コメント:千葉 麻里絵氏(EUREKA!オーナー)

「若手の夜明け2026」に出品された蔵元の皆様に対し、日本酒と真摯に向き合う機会をいただけたことに感謝の意が述べられました。現在、美味しい日本酒は全国に数多く存在しますが、今後は美味しさだけでなく、その蔵でしか表現できないお酒の価値がより重要になるとの見解が示されました。技術の向上はもちろんのこと、その土地の風土や気候、蔵の歴史、そして人の営みが自然と感じられる一杯には、飲み手の心を動かす力があると指摘されています。これこそが日本酒ならではの価値であり、世界に誇れる魅力であると強調されました。流行を追うのではなく、自分たちの蔵だからこそ表現できる酒を大切に育て、その個性を未来へ繋いでいくことへの大きな期待が表明されました。
髙崎 丈氏(熱燗師/髙崎のおかん)

今回の選考会では、若い蔵元の方々が伝統や地域に対して強い思いを抱いていることが感じられたと述べられました。一方で、さらに広い視野を持ち、自分たちらしさを探求する余地があるとの見解も示されました。日本酒は造りだけでなく、思想が強く影響する時代において、誰に向けて、どこに届けたいのかを明確に打ち出す「パンチライン」が重要であると指摘されています。固定観念にとらわれず、新しい日本酒文化を切り開いていく若手蔵元への大きな期待と、自身も挑戦を続ける立場として業界を共に盛り上げていきたいという意向が示されました。
古賀 哲郎氏(稲水器あまてらす/店主)

2回目の審査に臨むにあたり、自身の評価軸をより明確にした上で参加されたと述べられました。香味の完成度やバランスに加え、造り手がこの一本で何を表現しようとしているのか、その意図や蔵の個性が酒質にどれだけ反映されているか、そして3分スピーチの内容などを意識しながら評価したとのことです。全体的に非常にレベルが高く、技術力の向上だけでなく、若い世代ならではの自由な発想や挑戦も随所に感じられ、大変刺激を受けたと述べられました。審査を重ねるたびに日本酒の奥深さと、学ぶべきことの多さを改めて感じ、今後も造り手から刺激を受けながら、日本酒業界の発展に貢献していきたいという意向が示されました。
梅澤 豪氏(sobasay 代表)

昨年に続き、出品酒を先に味わう機会を得たことへの感想として、若き造り手たちのお酒が一年でさらに進化していたと述べられました。一年に一度しかできない試行錯誤と挑戦に対し、心からリスペクトを感じ、それを評価することの難しさが語られました。自身が信じた一杯を造ることから生まれる多様性こそが日本酒の面白さであり、今回選考に残らなかったお酒にも確かにその多様性があったと指摘されました。来場者には、若手の確かな成長、そして日本酒の美味しさと自由で楽しい世界を発見してほしいと述べられています。液体一つに宿る造り手の覚悟を会場で直接感じ取ってほしいとのメッセージが送られ、来場への期待が表明されました。
登 和哉氏(登酒店 四代目)

今年も選考委員という重責を務められたことに対し、緊張感と責任感を感じつつも、新しい出会いや発見に大きな期待を抱いていたと述べられました。今回もレベルの高い出品酒が多かったものの、個人的にはチャレンジングなものが多く見受けられたとの感想です。全てが成功するわけではないが、チャレンジする姿勢には敬意を表し、このイベントを通じてチャレンジする気持ちが育まれることを喜ばしく感じているとのことです。来場者には、ぜひ会場で各蔵のチャレンジを感じてほしいというメッセージが送られました。
安藤 大輔氏(IMADEYA/商品COM部 部長)

「若手の夜明け2026」の審査を通じて、日本酒が新たな時代へ歩みを進めていることを強く実感したと述べられました。量を追う時代、味を磨く時代を経て、今はその土地でしか表現できない価値、すなわち土着性を問う時代であると分析されています。今回の審査で印象的だったのは、酒質の完成度を前提としつつ、各蔵が味わいを通して自身の個性を真摯に表現していた点であるとのことです。スペックで価値を語る時代から、酒質に内在する「Sense of Place」こそが、これからの日本酒を形づくる重要な価値であると感じています。その風土や歴史、造り手の思想が一体となって表現された銘柄の数々に、日本酒の未来への大きな可能性を感じていると述べられ、未来の日本酒文化を創造するのはチャレンジャーの情熱と覚悟であるとの見解が示されました。今回の審査を通過した銘柄が、多くの方々の心を動かす一杯となることを願うと締めくくられました。
堀口 潤一氏(酒の勝鬨/商品販売部部長)

今回の審査会では、味わいだけでなく、各蔵がどのようなビジョンを持ち、どんな思いで酒造りに向き合っているのかを深く感じる機会となったと述べられました。提出書類の準備は大変であったと推察されるものの、地域への思い、農家との関係性、先代から受け継いできた歴史への敬意など、これまでを振り返り、これからを言葉にする大切な時間であったのではないかとの考察が示されました。一方で、開栓時の状態や提供温度によって本来の魅力が伝わりきらない酒もあったと指摘されています。造り手が意図する味わいがあるならば、飲み方や温度帯まで含めて、もう少し強く示しても良いのではないかとの提案もなされました。今回の結果に関わらず、この機会が各蔵にとって、次の酒造りや伝え方につながる前向きな一歩となることを願うと述べられました。
田中 開氏(OPEN BOOK)

今回も素晴らしいお酒の数々であり、審査という立場を忘れることもあったと述べられました。昨年よりもさらにレベルが上がっている印象があったとのことです。なぜ造るのか、どうして造るのか、だからこうしたんだ、という筋の通ったお酒は、蔵の規模感を問わず、飲んだ時にすっと腹落ちする感覚があると指摘されています。まさに「飲めばわかる」味わいであり、画一的でマーケット受けの良い味わいよりも、少し仮説めいた未来志向の味わいにこそドキドキとワクワクを感じると述べられました。選ばれた40蔵のお酒を通して、来場者にもその未来を感じ、体感してもらいたいという期待が表明されました。
庄島 健泰氏(住吉酒販/代表取締役)

昨年に続き、「若手の夜明け2026」選考会の審査員を務められたことについて、全体を通して最も印象に残ったのは、この一年での成長の大きさであると述べられました。昨年は、日本酒業界の一つの潮流である「味わいの引き算」に挑戦する中で、まだ完成度が伴わず、似た印象の酒が多いように感じられたとのことです。しかし今年は、それぞれの蔵ならではの個性をしっかりと理解し、高いクオリティで表現した酒が数多く並び、緊張感のある審査でありながらも、心が躍るような時間であったと振り返られました。この一年での変化と進化こそが「若手」であることの最大の魅力であり、最も大切な価値であると感じていると述べられています。来場者には、大きく成長を遂げた酒蔵の結晶である一杯を通して、日本酒の未来へ向かう躍動をぜひ体感してほしいというメッセージが送られました。
主催者情報
camo株式会社は2018年に創業し、コンサルティング事業を基盤に日本酒業界の発展に取り組んでいます。これまで全国200以上の酒蔵を取材し、情報発信を行ってきました。2022年には日本酒イベント「若手の夜明け」を事業承継し、その規模を拡大しています。同社が運営する「sakejump」では、イベントやECサイトを通じて酒蔵の価値向上を推進しており、2024年には能登の酒蔵復興プロジェクトを実施し、海外での日本酒イベントも開催しました。2026年には高輪に開業した実店舗「sakejump takanawa」を監修し、日本のお酒文化の発信拠点として展開しています。
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