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スナック六組

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第5回「リアル脱出ゲーム甲子園」で筑波大学附属駒場高等学校「TrickKey」が優勝、全国常設店での開催も決定

リアル脱出ゲーム甲子園、第5回大会が盛況のうちに閉幕

全国の高校生および高専生が、自ら企画・制作したリアル脱出ゲームの完成度を競い合う「リアル脱出ゲーム甲子園」の第5回大会が開催され、筑波大学附属駒場高等学校のチーム「TrickKey」(東京都)が制作した『お願いだから脱出してくれ!!』が見事優勝を飾りました。この優勝作品は、全国のリアル脱出ゲーム常設店での開催も決定しており、高校生クリエイターの才能が広く認められる機会となります。

リアル脱出ゲーム甲子園ロゴ

リアル脱出ゲームは、2004年にインターネット上で発表された「クリムゾンルーム」を起源とする脱出ゲームのフォーマットを現実世界に展開した体験型エンターテインメントです。2007年の初開催以来、これまでに全世界で累計1,700万人以上を動員し、日本国内外で幅広い世代に支持されています。「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標であり、同社が企画制作を手掛けています。

「リアル脱出ゲーム甲子園」は、未来のクリエイターを発掘し、その才能を育むことを目的として毎年開催されており、回を重ねるごとに参加校の熱意と作品の質が向上しています。

本選の様子と参加校の熱意

第5回大会には、全国から38団体がエントリーし、厳正な企画書審査を通過した8団体が本選に出場しました。本選は2026年8月29日(土)と30日(日)の2日間にわたり、桜美林大学 新宿キャンパスを会場として開催されました。

出場団体は、自らが企画・制作したリアル脱出ゲームを実際に会場で実施し、11名の審査員が各作品を体験した上で、作品の設定、構成、そして運営面などを総合的に評価しました。審査員は、参加者がゲームを通して得られる体験の質、謎解きの独創性、物語の没入感など、多角的な視点から作品を審査しました。

会場では、全国各地から集まった高校生たちが、参加者に最高の体験を提供するため、司会進行や参加者へのきめ細やかなフォローなど、ゲームの運営にも主体的に取り組みました。また、本選は単なる競技の場に留まらず、高校生同士の活発な交流の場ともなりました。ライバルとして競い合いながらも、互いが制作したリアル脱出ゲームを体験し、感想を交わす姿が多く見受けられ、参加者全員が互いの作品から学び、刺激を受け合っていました。

リアル脱出ゲーム甲子園集合写真

学生のグループワーク

展示会の様子

プレゼンテーション風景

学生のグループワーク

聴衆の様子

優勝は筑波大学附属駒場高等学校「TrickKey」の『お願いだから脱出してくれ!!』

厳正な審査の結果、筑波大学附属駒場高等学校のチーム「TrickKey」が優勝の栄冠に輝きました。彼らが制作した作品『お願いだから脱出してくれ!!』は、1,100点満点中915点という高得点を獲得し、審査員から非常に高い評価を受けました。

審査員からは、「感動するタイミングが何度もあった」「架空のキャラクターを最後には好きになってしまうのはすごいこと」「謎で物語を語る“物語体験”を一番うまく表現していた」といったコメントが寄せられました。これらのコメントは、作品の物語設定や演出が参加者の感情に深く訴えかけ、単なる謎解きに留まらない豊かな「物語体験」を提供したことを示しています。優勝発表の瞬間、「TrickKey」のメンバーからは驚きと喜びの声が上がり、代表は「心臓が張り裂けそう。こんなにうれしいことはない。」とコメントし、会場は大きな拍手に包まれました。

この優勝作品『お願いだから脱出してくれ!!』は、今後全国のリアル脱出ゲーム常設店での開催が決定しており、より多くの人々が高校生クリエイターの生み出した感動的な物語体験を享受できる機会が提供されることになります。開催店舗や日程などの詳細については、決定次第改めて発表される予定です。

優勝チームTrickKey

準優勝と第3位の作品も高評価

準優勝には、神奈川大学附属高等学校のチーム「m!」(神奈川県)が制作した『あるぼったくりスーパーからの調達』が選ばれました。この作品に対しては、審査員から「会場に入った瞬間からワクワクした」「周りの参加者が敵だと気づいた時は興奮した」といったコメントが寄せられました。特に、会場装飾や作品の世界観の作り込みが高く評価されており、参加者をゲームの世界に引き込む工夫が凝らされていたことが伺えます。

準優勝チームm!

商品陳列の様子

第3位には、関西学院高等部のチーム「数理科学部」(兵庫県)が制作した『オークション会場からの脱出』が入賞しました。この作品は、アイテムの独創的な活用方法や、会場全体を巻き込んで展開されるオークション演出が特に評価されました。参加者全員が一体となってゲームを進行させるような、インタラクティブな要素が盛り込まれていたことが特徴です。

第3位チーム数理科学部

大会の進化と特別賞の贈呈

「リアル脱出ゲーム甲子園」は、毎年進化を続けています。本大会では、AIをはじめとするデジタル技術を作品制作に活用する団体が増加し、物語の設定や演出、さらには運営手法においても、より一層の広がりと深まりが見られました。これにより、リアル脱出ゲームの可能性がさらに拡大していることが示唆されます。

また、過去の大会で惜しくも入賞を逃した出場校が、リベンジを胸に再び挑戦する姿も見受けられ、大会全体の熱気が年々高まっていることがうかがえます。高校生たちが真剣に作品制作に取り組み、成長していく過程が、この大会をより魅力的なものにしています。

本大会では、協賛企業による特別賞も贈呈されました。各団体の謎解きキットの印刷を手掛けた竹田印刷株式会社からは、本選出場団体の中で最も優れた謎解きキットを制作した団体に贈られる「ベストキット賞」が授与されました。この賞は、神奈川大学附属高等学校のチーム「m!」が制作した『あるぼったくりスーパーからの調達』が受賞し、謎解きキットに込められた表現力と工夫が称えられました。「m!」のメンバー全員には図書カード5,000円分が贈呈されました。

ベストキット賞チームm!

シネマトリック合同会社および株式会社Synkからは、独創的な技術的工夫により課題を解決した団体に贈られる「技術賞」が授与されました。この賞は、大阪星光学院高等学校のチーム「AH!Astery」(大阪府)が制作した『不思議なパーティからの脱出』が受賞しました。同作品は、会場内で参加者を滞留させない運営や、周囲のチームへのネタバレを防ぐデジタルの仕組みが高く評価されました。副賞として、マジシャンが考案した謎解きキット「錬金術入門」と「Amazonギフトカード3万円分」が贈呈されました。

技術賞チームAH!Astery

ウェイターの様子

新たな賞金制度の導入と今後の展望

第5回大会では、本選出場団体の成果を称え、その活動を支援・奨励することを目的として、新たに賞金制度が導入されました。賞金総額は100万円に上り、本選出場を果たした8団体すべてに5万円の賞金が贈呈されました。さらに、上位入賞団体には、優勝30万円、準優勝20万円、第3位10万円が授与されました。

また、優勝団体である「TrickKey」には、株式会社ブシロードの協賛により、『カードファイト!! ヴァンガード』の商品が副賞として贈られました。

表彰式では、各団体に賞状や賞金が贈られ、学業の傍ら真剣にイベント制作に取り組んできた高校生たちが、達成感から涙や笑顔を見せながら賞を受け取る姿が印象的でした。会場からは各団体への祝福の拍手が送られ、第5回大会は盛況のうちに幕を閉じました。

ますます盛り上がりを見せる「リアル脱出ゲーム甲子園」。優勝作品『お願いだから脱出してくれ!!』の全国開催に関する続報に、ぜひご期待ください。

第5回「リアル脱出ゲーム甲子園」概要

  • 特設サイト:

  • 「リアル脱出ゲーム甲子園」公式X:

  • 本選日程:

    • 2026年8月29日(土)、30日(日)
  • 本選会場:

    • 桜美林大学 新宿キャンパス

    • 〒169-0073 東京都新宿区百人町3丁目23-1

  • 本選出場団体(応募順):

    • スカイラー/立命館守山高等学校(滋賀県)

    • RISEI謎解き研究部/履正社高等学校(大阪府)

    • 数理科学部/関西学院高等部(兵庫県)

    • Paradox/渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)

    • 東京研修/福岡県立筑紫丘高等学校(福岡県)

    • m!/神奈川大学附属高等学校(神奈川県)

    • TrickKey/筑波大学附属駒場高等学校(東京都)

    • AH!Astery/大阪星光学院高等学校(大阪府)

  • 主催:

    • 「リアル脱出ゲーム甲子園」大会事務局
  • 企画運営:

    • SCRAP
  • 施設協力:

    • 学校法人桜美林学園 桜美林大学新宿キャンパス
  • 協賛:

    • 竹田印刷株式会社、シネマトリック合同会社、株式会社Synk、株式会社ブシロード

リアル脱出ゲームとは

「リアル脱出ゲーム」は、マンションの一室や廃校、廃病院といった場所から、東京ドームや六本木ヒルズなどの大規模施設まで、多岐にわたる場所で開催されています。2007年の初開催以来、1,700万人以上を動員し、日本国内だけでなく上海、台湾、シンガポール、サンフランシスコなど世界各地で参加者を魅了し続けています。老若男女問わずあらゆる世代が楽しめる、体験型エンターテインメントとして注目を集めています。

脱出ゲームの様子

SCRAPとは

株式会社SCRAPは、「リアル脱出ゲーム」をはじめとする様々な体験型イベントの企画運営を行っています。SCRAPが提供するのは、謎解きを通じて得られる「物語体験」です。参加者がリアルな物語の主人公となり、まだ誰も知らない世界を体験できるようなコンテンツを創造しています。テレビ局やレコード会社とのコラボレーションも積極的に行い、常に新しい体験型エンターテインメントを提供し続けています。