開催概要
「第34回広川かすり祭」は、2026年9月19日(土)および20日(日)の2日間にわたり、午前9時から午後4時まで開催されます。主要会場は広川町産業展示会館(広川町大字日吉1164-6)です。万が一、台風接近などの悪天候に見舞われた場合は、2026年9月26日(土)・27日(日)に延期される予定です。本イベントは広川かすり祭実行委員会が主催し、広川町および広川町観光協会が後援しています。イベントに関する詳細情報やお問い合わせは、広川町商工会(0943-32-0344、土日祝定休)までご連絡ください。
会場となる広川町産業展示会館は、九州自動車道広川インターチェンジから車で約5分とアクセスが容易です。来場者の利便性を考慮し、臨時駐車場(ローム・アセンブリ・マニュファクチャリング株式会社)からは無料シャトルバスが運行されます。これにより、県内外からの来場者が円滑にイベントへ参加できるよう配慮されています。

多彩なイベント内容で久留米かすりの魅力を深く掘り下げる
本祭では、久留米かすりの伝統と現代が融合した多様な企画が用意され、来場者が五感でその魅力を体験できるよう工夫されています。
かすり小路:産地ならではの展示販売と手仕事体験
会場内の「かすり小路」では、広川町を拠点とする久留米かすりの織元が多数出店し、自慢の製品を展示・販売します。「久留米かすり池田絣工房」や「藍の詩」といった織元をはじめ、様々な工房が参加し、伝統的な絣柄の反物から、現代のライフスタイルに合わせた衣類、小物、雑貨まで、幅広い久留米かすり製品が並びます。来場者は、職人が丹精込めて織り上げた製品を直接手に取り、その品質や風合いを確かめることができます。また、久留米かすりの伝統技術を守り継ぐ重要無形文化財技術保持者会の会員による手織り体験が無料で実施され、来場者は伝統的な織機の音を聞きながら、ものづくりの原点に触れる貴重な機会を得られます。
ステージイベント:地域文化とエンターテイメントの融合
会場の大屋根下ステージでは、様々なパフォーマンスや参加型企画が展開され、祭りを一層盛り上げます。
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かすりんピック: 毎年恒例の人気企画である「かすりんピック」では、久留米かすりの反物巻き競争や、絣糸の「括りほどき競争」など、ユニークな参加型競技が行われます。反物巻き競争では、反物をいかに速く、そして美しく巻き取るかが競われ、括りほどき競争では、絣の模様を生み出すための括られた糸を解くスピードが試されます。これらの競技は、久留米かすりの製造工程の一端を遊びながら体験できるため、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめます。
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ファッションショー: 福岡県立福島高等学校生活デザイン科の生徒が制作した革新的な作品と、広川町商工会女性部による絣洋服のファッションショーが開催されます。伝統的な久留米かすりの素材が、若々しい感性や現代的なデザインと融合することで、新たな魅力を放つ様子を間近で見ることができます。これは、伝統工芸が時代と共に進化する可能性を示す貴重な機会となるでしょう。
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和太鼓演奏/チアリーディング: 地元の子どもたちによる迫力ある和太鼓演奏や、華やかなチアリーディングが披露され、祭りに活気と笑顔をもたらします。地域の子どもたちが伝統文化やパフォーマンスを通じて、祭りに参加する姿は、地域コミュニティのつながりを強く感じさせます。
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かすりデザインコンテスト表彰式: 第7回を迎える久留米かすりデザインコンテストの表彰式が執り行われます。全国から寄せられた多数の応募作品の中から選ばれた大賞作品の反物デザインがお披露目され、久留米かすりの未来を担う新しい才能と創造性に触れることができます。
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じゃんけん大会: 優勝者には久留米かすりの反物が贈られるじゃんけん大会が両日開催されます。来場者にとって、久留米かすりの逸品を手に入れるチャンスであり、祭りの大きな楽しみの一つとなるでしょう。
工房体験「テクテクひろかわ」:ものづくりの奥深さを体験
広川町内を巡る工房体験「テクテクひろかわ」は、来場者が実際に久留米かすりのものづくりに触れることで、その奥深さをより深く理解できるプログラムです。
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藍染体験: (有)久留米絣山藍では、日本の伝統色である藍を用いた染物体験ができます。ハンカチを自らの手で藍に染め上げるこの体験は、所要時間約60分、体験料は4,400円(ドリンクセット)です。藍の深い色合いがどのように生まれるのかを肌で感じることができます。
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織り体験: (有)坂田織物では、「かすり工場探検隊」として、糸が布になるまでの製造工程を見学し、手織りの一部を体験できます。所要時間約40分、体験料は1,100円(ドリンクセット)です。職人の手仕事が生み出す織物の温かみに触れることができます。
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クルミボタン作り: (有)オオヤブでは、多様な柄の久留米かすり生地からお好みのものを選び、オリジナルのクルミボタンを作る体験ができます。所要時間約30分、体験料は800円です。手軽に久留米かすりの魅力に触れられる人気の体験です。
これらの工房体験に加え、広川町の豊かな自然や食文化を堪能できる「プチ旅」気分を味わえる企画も充実しています。ピーチの森ではぶどう狩り体験(シャインマスカット、クイーンニーナ、BKシードレスなど)、奥八女茶の葉堂では奥八女茶の試飲・販売、SIDE TRIP cafe & storeではリノベーション倉庫でのランチや雑貨販売など、多彩な体験が用意されています。各体験の予約や詳細については、直接店舗へお問い合わせください。
スタンプラリー:町全体を巡る地域探索
広川町内6カ所を巡るスタンプラリーも実施されます。テクテクひろかわの工房や農園、特産品店などを訪れてスタンプを集め、3つ以上集めるとかすり祭本会場で景品抽選に応募できます。(有)久留米絣山藍は対象外です。訪問のみでもスタンプは付与され、来場者は広川町の隠れた魅力を再発見しながら、町全体を巡る楽しさを体験できます。この企画は、地域経済への貢献と、来場者と地元住民との交流を促進する役割も担っています。
その他のイベント:食とものづくりの饗宴
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フレッシュマーケット&キッチンカー: 地元の新鮮な野菜や旬の果物、香り豊かなお茶などが販売されるフレッシュマーケットが開催されるほか、多様なキッチンカーも出店し、広川町の豊かな味覚を楽しむことができます。
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かすりdeマルシェ: 久留米かすりを使った手作りの小物や雑貨が並ぶマルシェが開催されます。ここでしか出会えない一点もののアクセサリーやインテリア雑貨など、クリエイターの個性あふれる作品を見つける楽しみがあります。
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陶磁器ワークショップ: 親子で楽しめるものづくり体験として、七宝焼き体験(あかりや)、缶バッチ・ボタンアートワーク(ぽたや)、陶土絵付け体験(やす波窯)が用意されています。来場者は、世界に一つだけのオリジナル作品を制作し、思い出として持ち帰ることができます。手づくり測量拠点神弓木窯や和窯も参加し、陶芸の魅力を伝えます。

イベントの魅力と地域とのつながり
「第34回広川かすり祭」は、単なる伝統工芸品の展示販売に留まらず、地域文化を体感し、ものづくりの原点に出会える貴重な機会を提供します。職人の技術に触れる工房体験、地域の子どもたちによるパフォーマンス、地元食材を味わえる飲食ブースなど、広川町の魅力が凝縮されています。昨年に引き続き、スタンプラリーには様々な体験ブースや飲食店、特産品店が加わり、来場者は町全体を巡る「プチ旅」気分で、広川町の多彩な魅力を発見することができます。
本イベントは、広川町の後援を受け、地域の皆様とともに「手仕事の魅力と人のつながり」の心を分かち合う場として企画されました。伝統工芸の継承と地域活性化に貢献するとともに、世代を超えた交流を促進し、来場者にとって忘れられない思い出となることでしょう。地域の皆様はもちろん、県内外からの多数のご来場を心よりお待ちしております。この祭りが、久留米かすりの新たな魅力を発信し、広川町の文化と経済の発展に寄与することが期待されます。
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