熱狂のオープニングから中盤への展開
公演の幕開けを飾ったのは「FAKE STAR」でした。清春氏の鋭い歌声と人時氏の重厚なベースが会場に響き渡ると、客席からは瞬時に大きな歓声が上がり、会場は一気に熱気に包まれました。続く「SPOON&CAFFEINE」「DRIVE」でもその勢いは衰えることなく、清春氏はステージを縦横無尽に動き回りながら観客を煽り、それに応えるように客席からも拳と歓声が上がり、序盤から会場のボルテージは最高潮に達しました。観客一人ひとりが、黒夢が織りなす音の世界に深く没入していく様子がうかがえました。

中盤では、「NITE&DAY」がそれまでの激しい流れから一転、表情豊かなサウンドで会場を魅了しました。その後、人時氏によるソロベースパフォーマンスが披露され、その卓越したテクニックと表現力に観客は息をのみました。ベースソロの余韻が残る中、「MASTURBATING SMILE」「FASTER BEAT」「ROCK’N’ ROLL」と再び勢いを増す楽曲が畳みかけられ、清春氏の歌声と人時氏のベースに呼応するかのように、客席の熱気もさらに高まっていきました。ライブは予測不能な展開で観客を惹きつけ続けました。

サプライズ発表と本編のクライマックス
熱気あふれるステージの中、MCでは2027年に開催が予定されている全国Zeppツアーの話題へと移りました。清春氏が「会場が1個追加になっていると思うので、後でチラシをもらって見てみてください」と明かすと、この思わぬ追加発表に客席からはすぐさま「どこ?」「教えて!」といった期待と興奮の声が飛び交いました。清春氏が人時氏に話を振ると、人時氏はすかさず「黙れ!」と一言。このユーモラスなやり取りに清春氏が「こわっ(笑)」と返し、会場からは大きな笑いが起こりました。2人らしい掛け合いが、ライブの緊張感を和らげ、観客との一体感をさらに深めました。
ライブは再び加速し、「C.Y.HEAD」「CANDY」「後遺症-aftereffect-」へと続きました。清春氏が次々と観客を煽り、それに応えるように客席からは絶え間なく拳が上がりました。ラストの「Sick」まで一気に駆け抜け、本編は圧巻のパフォーマンスで締めくくられました。会場全体が一つとなり、黒夢の音楽に酔いしれる空間が広がりました。


アンコールとファンへのメッセージ
鳴り止まないアンコールに応え、清春氏と人時氏は、お揃いの「THE PERFECT DAYS TO DIE」ジャンプスーツと、VIRGOWEARWORKSとのコラボレーションによるレースアップブーツを身につけて再びステージに登場しました。「LAST PLEASURE」を皮切りに、「少年」「BEAMS」と黒夢を代表するナンバーが続き、会場からはこの日一番とも思える大きな歓声が沸き起こりました。MCでは、ジャンプスーツについて既製品をアレンジしたものではなく「1から作りました」と清春氏が語り、9月8日18時より受注開始予定のジャンプスーツに加え、今後発売予定のコラボブーツについても紹介しました。

再び鳴り止まないアンコールに応え、清春氏と人時氏はステージへ戻り、この日2度目のアンコールとして「カマキリ」「NEEDLESS」を披露しました。終盤を迎えても衰えることのない、エネルギッシュなパフォーマンスに、客席も声を上げて応え、会場の熱気は最高潮を保ち続けました。

そしてラストナンバーを前に、清春氏はこの日集まった約7,000人の観客へ改めて深く思いを語りました。活動休止期間を経て再び黒夢としてステージに立つ現在に触れながら、長い年月を経ても黒夢の音楽を愛し続けるファンへ「皆さんが僕らのDNAを殺さずにいてくれた」と感謝の言葉を伝えました。さらに、「もっと大きい会場とか、もっとたくさん売れるとか、いろいろあるのですけど、ここにいる人たちが夢中でいてくれることの方が大事です。それがロックンロールだと思います。」と、黒夢を支え続けるファンへの揺るぎない思いを口にしました。最後に、「日々の生活に違和感を感じた時には、僕と人時、そして今日の日を思い出し、乗り越える理由の一つになれば」と、観客一人ひとりの心に深く響くメッセージを語りかけました。この言葉は、音楽が人々の日常に与える影響と、アーティストとファンの絆の深さを改めて感じさせるものでした。
最後に届けられたのは「Like A Angel」でした。清春氏の歌声が会場に響き渡る中、約7,000人の観客とともにラストナンバーを届け、鳴り止まない歓声と拍手の中、黒夢の「THE PERFECT DAYS TO DIE」公演は感動的な幕を閉じました。


2027年全国Zeppツアー概要
「THE PERFECT DAYS TO DIE」公演にてサプライズ発表された2027年全国Zeppツアーの詳細は以下の通りです。追加公演の情報は後日、公式HPにて公開される予定です。
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02.08 KT Zepp 横浜
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02.09 KT Zepp 横浜
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02.12 Zepp 福岡
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02.14 Zepp 福岡
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02.21 Zepp 札幌
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02.23 仙台PIT
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02.26 Zepp 大阪 Bay side
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02.27 Zepp 大阪 Bay side
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03.05 Zepp 名古屋
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03.06 Zepp 名古屋
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03.11 Zepp 羽田
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03.12 Zepp 羽田
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03.13 Zepp 羽田
黒夢 プロフィール

清春氏(Vo)と人時氏(B)の2人からなるロックユニット「黒夢」は、1994年2月にシングル「for dear」でメジャーデビューを果たしました。以降、リリースされたすべてのアルバムがチャート上位を記録し、驚異的な数のツアーを繰り返しながら絶大な人気を博しました。しかし、1999年に無期限活動休止を発表し、その活動に一旦終止符を打ちます。
2009年1月には日本武道館にて一夜限りの復活および解散ライブを開催しましたが、2010年1月に再始動を発表。2枚のニューアルバムをリリースし、ロングツアーを行った後に再び活動休止期間に入りました。
そして、2025年2月9日、デビュー30周年を記念して10年振りに東京ガーデンシアターでの復活公演が発表されると、チケットは数時間で完売するほどの反響を呼びました。同年2月11日にはぴあアリーナMMでの追加公演も開催され、その人気の高さを改めて証明しました。さらに、2026年7月にはトヨタアリーナでの3days公演、9月には東京ガーデンシアターでの公演が決定し、初のセルフカバーアルバム2作品が同時リリースされるなど、精力的な活動を続けています。
黒夢の最新情報については、以下の公式サイトをご覧ください。
六組のひとこと
黒夢さんの東京ガーデンシアター公演のレポートを拝見し、約7,000人もの観客を熱狂させるステージの迫力と、清春さんのファンへの真摯なメッセージに心を打たれました。音楽が持つ力、そしてアーティストとファンの間に築かれる深い絆は、本当に素晴らしいものです。清春さんが語られた「日々の生活に違和感を感じた時に、僕と人時、そして今日の日を思い出し、乗り越える理由の一つになれば」という言葉は、私たちスナック六組がお客様に提供したいと願う空間と深く重なります。
福岡・中洲の夜の街もまた、日常の喧騒を忘れ、特別な時間を過ごせる場所です。スナック六組では、ライブで一体感を感じるように、お客様同士が自然と語り合い、時には笑い、時には真剣な話に耳を傾けることができます。一人でゆっくりとグラスを傾ける方もいれば、隣り合ったお客様と意気投合し、まるで昔からの友人のように語り合う瞬間も生まれます。お酒を交わしながら過ごすひとときが、お客様にとって明日を乗り越える力や、日々の生活に彩りを添えるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。黒夢さんの音楽が多くのファンを魅了し続けるように、中洲のスナック文化もまた、人々の心に寄り添い、温かい光を灯し続けています。
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