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スナック六組

福岡市博多区中洲2丁目5−5
中洲第一ビル5階

TEL.092-282-7600

アードベッグ10年

六分儀です。今日はアイラモルトの中でも“ど真ん中の王道ピート”と言っていい一本、アードベッグ10年について。

アードベッグ10年とは

アードベッグ蒸留所はアイラ島南部にある、ピート香の強さで世界的に評価される蒸留所。
その“基準の一本”がこの Ardbeg Ten

特徴は

  • ノンチルフィルタード(冷却濾過なし)

  • 46%

  • バーボン樽熟成主体

  • 公式ラインナップの中心的存在

つまり、アードベッグというブランドの「性格」をそのまま味わえる一本

香り

アードベッグ10年は、とにかく“分かりやすい強烈な香り”が魅力。

  • 湿ったピートの煙

  • 焦がした木材

  • ヨード、海藻、潮風

  • 青リンゴのシャープな酸味

  • ライムピールの爽やかさ

香りの立ち上がりはアイラの中でもトップクラスに“パンチがある”。
でも、ただ煙いだけではなく、奥にモルティさと柑橘がちゃんといて、バランスが良い。

味わい

一口で“アードベッグだ”と分かる味。

  • 最初にピートスモークの厚い層

  • レモン、グレープフルーツの苦み

  • バニラと麦の甘み

  • 炭火のような香ばしさ

  • 背景に軽いオイリー感と黒胡椒のスパイス

10年という若さが“荒々しさ”として出ているが、その荒っぽさこそがアードベッグ10の魅力。
完成されすぎていない、アイラの躍動感そのままの味わい。

余韻

長い。
スモークがじわじわ続きつつ、最後にほんのりレモンピールと甘みが戻る。
飲み終わった後のグラスに残る香りがまた素晴らしい。

六分儀が思うアードベッグ10の「本質」

アードベッグ10は、ウイスキーの世界で言うと “ジャンルの基準点”

  • アイラってどんな味?

  • ピートってどこが魅力?

  • スモーキーとヨードの違いって?

これらを理解するための“教科書的存在”なんです。

同時に、10年は若いため 一番“アードベッグらしさ”の生々しさがある
12年・ウーガダール・コリーブレッカンなどを飲む前に絶対触れておくべき一本。

飲み方

六分儀はストレートか少量加水。
氷を入れると香りの立ち上がりが弱くなる。
少し加水するとレモンとバニラが前に出て、スモークとのバランスが良くなる。

どんな人に向く?

  • 初めてアイラに挑む人

  • ピートが好きな人

  • 10年の荒々しさを楽しみたい人

  • 他のアードベッグを飲む前の基準として味わいたい人

万能でありながら、強烈な個性もある。
だからこそ世界中のウイスキーファンの“常備モルト”になっている。

まとめ

アードベッグ10年は、アイラモルトの“入口”であり“基準”であり“象徴”。
派手ですが、ただ強いだけじゃない。
柑橘の爽やかさ、麦の甘み、黒胡椒のスパイス、そして長いスモークの余韻。
これだけキャラクターの立った10年物は、世界でもそう多くありません。

僕自身、アイラを語るときは必ず“基準はアードベッグ10”と決めています。

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