最近じわじわと存在感を増している国産クラフト勢のなかでも、
「日の丸ウイスキー」は間違いなく個性派です。
その中でも僕が気に入っているのが バーボンバレル熟成。
国産モルトらしい繊細さを持ちながらも、
バーボン樽の甘さとウッディさをしっかりまとった一本で、
飲むたびに「日本のウイスキー職人の底力って侮れないな」と思わせてくれます。
日の丸ウイスキーとは?
茨城県水戸市の 木内酒造(Kiuchi Brewery) が手がける国産ウイスキー。
酒造りの歴史は江戸末期まで遡る老舗で、
クラフトビール 常陸野ネストビール のほうが有名かもしれません。
ビール造りで培った発酵・蒸留技術を応用して生まれたのが「日の丸ウイスキー」。
世界のクラフトアワードでも評価されつつある、実力派の国産ブランドです。
バーボンバレル熟成の特徴
バーボンバレル、つまり アメリカンホワイトオークのバーボン樽で熟成したもの。
この樽の特徴は
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バニラ
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キャラメル
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ハチミツの甘さ
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穏やかなウッディ感
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柑橘寄りの軽い香り
こういった風味が自然と染み込みます。
日の丸のバーボンバレルは、これらの香りがとても綺麗に出る。
甘いだけでなく、国産モルトらしい爽やかな切れ味があるので、
「ライトだけど味わい深い」仕上がりになっています。
テイスティングノート
(六分儀が個人的に感じたもの)
香り
バニラ、白桃、ハチミツ、ほのかな麦芽感。
香り立ちがとても柔らかい。
味わい
最初は甘さがふわっと広がり、途中で柑橘の爽やかさと樽由来のスパイス。
軽快だけど、奥に芯があります。
余韻
すっきり短め。
ウッディ&バニラの残り香が心地よい。
どんな飲み方が合うか
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ストレート:香りが一番きれいに出る
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加水:甘さが開いて、より飲みやすく
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ハイボール:バニラの甘い香りが一気に広がるタイプ
和食にも合います。特に焼き鳥(塩)や出汁系の料理と相性が良い。
六分儀のひとこと
国産ウイスキーはここ数年、値段も評価も劇的に変わりましたが、
その波に埋もれず、クラフトらしい真面目さと美しさを持ってるのが「日の丸」。
バーボンバレルは入門にも最適で、
普段スコッチばかり飲む僕でも「これは常備したいな」と思わせる一本です。
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