お米番付とは
「お米番付」は、有名な産地や銘柄に囚われず、日本の「うまい米」とその生産者の技術を未来に継承することを目的として、2013年に設立されたお米のコンテストです。多くの米コンテストで一次審査に用いられる成分分析による機械審査を一切行わず、食のプロフェッショナルが「人が食べて美味しいと感じるお米」を五感で評価する実食審査のみで選考が進められる点が最大の特徴です。これにより、生産者からの信頼も厚い、公正かつ権威ある評価の場として認知されています。
審査においては、炊飯工程においても厳格なマニュアルが適用され、お米本来の美味しさが最大限に引き出された状態で評価されます。評価項目は「香り」「ツヤ」「白さ」「食感」「粘り」「甘さ」「喉越し」の7項目に細分化され、それぞれが数値化されることで、客観的かつ定量的な審査が実現されています。

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香り: 湯気から立ち上る甘みや風味を評価します。
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ツヤ: お米表面の光沢や輝きを評価します。
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白さ: 透明感のある美しい白さを評価します。
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食感: 粒ごとの歯ざわりやなめらかさを評価します。
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粘り: 噛んだ時に感じる心地よい弾力や粘り気を評価します。
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甘さ: 噛むほどに口の中に広がるお米本来の甘みを評価します。
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喉越し: 喉を通る際のなめらかさやとろけるような感覚を評価します。
これらの基準に基づき、特別審査員6名が丹念に試食し、今年の最高峰の米を選び出しました。詳細な審査結果は以下のリンクより確認できます。
第12回大会 最終審査結果
全国32道府県からエントリーされた190品の中から、厳正な審査の結果、以下の生産者と団体が各賞を受賞しました。
本審査
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最優秀賞
- 山形県南陽市 黒澤 拓真 氏(つや姫)
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優秀賞
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群馬県渋川市 新井 貴久男 氏(コシヒカリ)
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福島県耶麻郡猪苗代町 神田 忍 氏(ゆうだい21)
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北海道雨竜郡妹背牛町 曽根 一貴 氏(ななつぼし)
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入賞
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長野県安曇野市 宮澤 和芳 氏(夢ごこち)
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北海道磯谷郡蘭越町 佐々木 和弘 氏(ゆめぴりか)
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岐阜県下呂市 河原 一馬 氏(いのちの壱)
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福島県郡山市 遠藤 敏夫 氏(ゆうだい21)
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福島県須賀川市 國井 真宏 氏(コシヒカリ)
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北海道瀬棚郡今金町 吉本 辰也 氏(ゆめぴりか)
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京都府八幡市 辻 典彦 氏(ヒノヒカリ)
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栃木県大田原市 伊藤 佳洋 氏(コシヒカリ)
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団体部門
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金賞
- 福岡県朝倉市 株式会社ウイング甘木(にこまる)
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銀賞
- 福島県須賀川市 いわせの錦秋米生産部会(いのちの壱)
最終審査員紹介
「お米番付」の審査は、食の分野で卓越した知見と経験を持つプロフェッショナルによって行われます。第12回大会の最終審査員は以下の6名です。
審査委員長 橋本 儀兵衛 氏

江戸天明より続く老舗米屋「八代目儀兵衛」の当主を務めています。長年培われた経験と知識に基づき、産地や銘柄にとらわれず、毎年自ら全国のお米を厳選しています。お米ギフトの開発や「米料亭」の展開を通じて、お米の新たな価値を創造するお米プロデューサーとして活躍しています。
「祇園さゝ木」店主 佐々木 浩 氏

日本料理の概念を覆す独創的な料理スタイルで知られる「祇園さゝ木」の店主です。その評判は高く、予約が困難な名店として名を馳せています。ミシュランガイドでは10年連続で二つ星を獲得し、2020年版からは5年連続で三つ星を維持しています。テレビ番組「情熱大陸」など、メディアへの出演も多数あります。
フードコラムニスト 門上 武司 氏

関西の食雑誌「あまから手帖」の編集顧問を務める傍ら、食に関する執筆や編集業務を中心に、プロデューサーとしても活動しています。「関西の食ならこの男に聞け」と評されるほどの高い評価を得ており、多くのメディアで発言しています。『京料理、おあがりやす』(廣済堂出版)など、著書も多数出版しています。
「創作中華 一之船入」オーナーシェフ 魏 禧之 氏
中国の最高級調理師の資格を保有し、「中国料理アジアトップシェフ10」に殿堂入りするなど、その活躍は日本国内に留まりません。食を通じて病気を予防する「医食同源」の思想を取り入れ、美味しく身体に良い料理を提供することに尽力しています。
「鮨 楽味」握り手 野村 一也 氏

「祇園さゝ木」で長年の修業を積んだ後、店主の佐々木浩氏の特命を受け、銀座の名店「鮨よしたけ」で鮨職人としての腕を磨きました。佐々木流の和食と江戸前鮨を融合させた独自のスタイルを確立し、ミシュラン一つ星を獲得しています。
八代目儀兵衛 Rice Master 橋本 晃治 氏

有名旅館や料亭での修行を経て、京料理人として活躍しました。料理人としての経験と独自の研究に基づき、お米の甘さを引き出す米炊き職人としてのオリジナルメソッドを確立しています。テレビや雑誌にも多数取り上げられ、大きな反響を呼んでいる日本有数の米炊き職人です。
受賞米の期間限定提供
「お米番付第12回大会」で受賞したお米は、期間限定で旗艦店「OMOYA」および京都祇園・東京銀座の「米料亭」にて「炊き立ての銀シャリ」として提供されます。各受賞米の提供期間は以下の通りです。この機会に、食のプロが認めた極上のお米を味わうことができます。
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2月7日(土)~ 2月8日(日):山形県南陽市 黒澤 拓真 氏(つや姫)
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3月7日(土)~ 3月8日(日):群馬県渋川市 新井 貴久男 氏(コシヒカリ)
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4月4日(土)~ 4月5日(日):福島県耶麻郡猪苗代町 神田 忍 氏(ゆうだい21)
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5月9日(土)~ 5月10日(日):北海道雨竜郡妹背牛町 曽根 一貴 氏(ななつぼし)
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6月6日(土)~ 6月7日(日):長野県安曇野市 宮澤 和芳 氏(夢ごこち)
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6月20日(土)~ 6月21日(日):北海道磯谷郡蘭越町 佐々木 和弘 氏(ゆめぴりか)
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7月4日(土)~ 7月5日(日):岐阜県下呂市 河原 一馬 氏(いのちの壱)
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7月18日(土)~ 7月19日(日):福島県郡山市 遠藤 敏夫 氏(ゆうだい21)
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8月8日(土)~ 8月9日(日):福島県須賀川市 國井 真宏 氏(コシヒカリ)
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8月22日(土)~ 8月23日(日):北海道瀬棚郡今金町 吉本 辰也 氏(ゆめぴりか)
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9月5日(土)~ 9月6日(日):京都府八幡市 辻 典彦 氏(ヒノヒカリ)
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9月26日(土)~ 9月27日(日):栃木県大田原市 伊藤 佳洋 氏(コシヒカリ)
株式会社八代目儀兵衛について
株式会社八代目儀兵衛は、江戸天明より京都に代々続く老舗米屋です。先代から受け継がれたお米を選び抜く才覚と、米炊き職人の技術を融合させ、究極の銀シャリを提供しています。多くの食通がその美味しさを認めるお米の銘店として知られています。
「お米離れゼロの社会」を目指し、多岐にわたる活動を展開しています。2025年9月には、創業の地である京都西七条に旗艦店「OMOYA」をオープン予定です。この店舗では、炊き立ての土鍋ごはんやにぎりめし、ワークショップなどを通じて、お米本来の美味しさを正しく伝え、次世代へと繋ぐことを目指しています。その他にも、お米ギフト事業、京都祇園・東京銀座での「米料亭」運営、そして本記事で紹介した「お米番付」の開催など、幅広い活動で日本のお米業界を牽引しています。近年は他業種企業とのコラボレーションも積極的に実施しており、お米のソリューション企業としての地位を確立しています。
会社概要
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名称: 株式会社八代目儀兵衛
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所在地: 〒600-8883 京都市下京区西七条北衣田町10
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電話: 075-201-5684
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FAX: 075-200-3518
沿革
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1787年 初代儀兵衛 創業
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2006年8月 株式会社八代目儀兵衛 設立
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2007年10月 「フォーマルギフトフェア秋2007」にて十二単「満開」がフォーマルギフト大賞を受賞
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2009年10月 【京都・祇園】「京の米料亭 八代目儀兵衛」をオープン
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2011年7月 「楽天 EXPO 2011」にて『成功のコンセプト賞』を受賞
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2013年9月 【東京・銀座】「銀座米料亭 八代目儀兵衛」をオープン
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2013年11月 生産者と消費者をつなぐ「お米番付2013」開催。以降2022年まで毎年開催
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2015年11月 OMOTENASHI NIPPON主催「OMOTENASHI Selection」金賞受賞
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2017年9月 米育プログラム「myTaste」をリリース
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2019年7月 デルタ航空様の最上級クラス「デルタ・ワン」の機内食に採用
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2019年7月 株式会社日立GLS 電気炊飯器「極上ひと粒炊き」の開発支援を開始。以降毎年継続
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2020年2月 テレビ東京『日経スペシャル カンブリア宮殿』に当主 橋本儀兵衛が出演
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2022年4月 「プレミアムインセンティブショー2022」にて『ほんの気持ち米』がSPツールコンテスト大賞受賞
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2023年1月 こだわりの業務用米をラインナップした「業務用米ECサイト」をオープン
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2023年3月 株式会社セブン-イレブン・ジャパンのおにぎりをはじめとした「お米」の監修を開始
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2024年11月 バーガーキング®とコラボレーションした「KYOTOワッパー®」を全国のバーガーキング店舗で期間限定発売
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2025年9月【京都・西七条】創業の地に旗艦店「OMOYA」をオープン
まとめ
「お米番付」は、日本のお米文化と生産者の技術を次世代に繋ぐための重要な役割を担っています。機械審査に頼らず、人の五感による実食審査を徹底することで、真に美味しいお米を発掘し、その価値を広く社会に伝えています。今回最優秀賞に輝いた山形県南陽市 黒澤拓真氏の「つや姫」をはじめ、受賞したすべてのお米が、日本の食卓に新たな感動をもたらすことでしょう。期間限定で提供される受賞米を、ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。日本の豊かな食文化を支えるお米の未来に、引き続き注目が集まります。
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