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スナック六組

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秋田・男鹿の「稲とアガベ」がICCサミット FUKUOKA 2026「カタパルト・グランプリ」で第2位入賞:新たな醸造文化と地域創生の挑戦が高評価

ICCサミット FUKUOKA 2026と「カタパルト・グランプリ」の概要

「Industry Co-Creation ® (ICC) サミット」は、「ともに学び、ともに産業を創る。」をコンセプトに掲げる、日本最大級のビジネスカンファレンスです。毎回500名以上の登壇者と1,200名以上の経営者・リーダーが参加し、朝から晩まで真剣に学び合い、交流する場を提供しています。このサミットは、「全員対等、全員真剣」という信念のもと、単なるイベントの枠を超え、挑戦者が互いに高め合うことで次世代の産業を創出することを目指すコミュニティとして機能しています。

ICCサミット FUKUOKA 2026の公式サイトは以下で確認できます。
https://industry-co-creation.com/events/icc-fukuoka-2026

「カタパルト・グランプリ」は、ICCサミットを象徴するプレゼンテーション・セッション「カタパルト」の中でも、過去の入賞者や勢いのある急成長企業など、まさに“最強”の挑戦者たちが集い、その事業モデル、社会的インパクト、そして情熱を競い合う最高峰のステージです。

稲とアガベが描く「2000年先の文化を創る挑戦」

稲とアガベの代表である岡住修兵氏は、今回の「カタパルト・グランプリ」に「まちづくり屋ではなく、醸造家として」登壇しました。プレゼンテーションのテーマは「酒づくりは、2000年先の文化を創る挑戦」でした。

秋田県男鹿市のシャッター街を舞台に、創業からわずか4年で9つの拠点を立ち上げ、年間5万人以上という当初比200倍もの来訪者を呼び込んだ実績を振り返りつつ、その根幹には常に「日本酒とクラフトサケ」への揺るぎない情熱があることを強調しました。この情熱が、単なる事業展開に留まらず、地域全体を巻き込む活性化へと繋がっている点が注目されました。

プレゼンテーションでは、既存の規制緩和、特に「日本酒特区」への挑戦や、地域経済を循環させる具体的なビジネスモデルが詳細に語られました。そして、「一人の人生でも、死ぬ気であれば聖地は作れる」という岡住氏の力強いメッセージは、会場の審査員から高い評価と共感を呼び、見事第2位入賞という結果に結びつきました。

プレゼンテーション中の岡住修兵氏

プレゼンテーションの主要なハイライト

稲とアガベのプレゼンテーションでは、以下の点が特に注目されました。

  • 「クラフトサケ」という新ジャンルの確立: 既存の日本酒製造免許の壁を越え、副原料(ホップ、ハーブ、果実等)を加えた「その他の醸造酒」免許を活用し、新たな「クラフトサケ」というジャンルを確立しました。この動きは、すでに30件以上の新規参入を牽引しており、酒造業界に新たな風を吹き込んでいます。

  • 世界へ挑むプロダクト: 同社のプロダクトは、輸出先が10カ国以上に拡大しています。ミシュラン星付きレストランや「World’s Best Bars」に採用されるなど、世界で最も革新的なアルコールの一つとして高い評価を獲得しています。

  • 法改正への挑戦: 稲とアガベは、自社だけでなく、次世代がより自由に日本酒造りに挑戦できる環境を整えるため、「日本酒特区」の新設に向けた活動を展開しています。この活動は、内閣府の規制緩和ワーキンググループ発足に寄与するなど、具体的な成果を生み出しています。

  • 2000年先の未来を見据える: ビールやワインに並ぶ「醸造文化」を今、この時代に創り出し、男鹿を世界の「聖地」にすることを宣言しました。これは、単なるビジネスの成功に留まらない、壮大な文化創造への挑戦を示しています。

「2000年先に残る文化に」というメッセージが映し出されたスクリーン

稲とアガベが推進する地域メディアとしての街づくり

稲とアガベは、2021年の秋に秋田県男鹿市で創業したクラフトサケ醸造所です。「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとしながら、そこに副原料を加えることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒です。

同社は、単にお酒を造るだけでなく、お酒を「地域メディア」として位置付けています。お酒を通じて男鹿に興味を持ってもらい、実際に訪れて楽しんでもらうことを目指し、醸造所を起点とした街づくりを推進してきました。このビジョンのもと、創業から数年で多角的な事業を展開しています。

具体的には、レストラン、食品加工所、ラーメン店に加え、サウナ付きホテル「ホテルかぜまちみなと」と「ひるね」、スピリッツを製造する「早苗饗蒸留所」、そして人々が集うスナック「シーガール」を開業しています。これらの施設は、クラフトサケを中心に据えながら、地域に新たな交流と賑わいを生み出し、男鹿の街を未来に残すことを目指した活動の一環です。

稲とアガベ株式会社の概要

稲とアガベ株式会社は、秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21に本社を構え、代表取締役は岡住修兵氏です。2021年3月に設立され、酒類製造業(クラフトサケ及び輸出用清酒)、飲食店営業、食品加工業、宿泊業を主要な事業内容としています。

同社の公式サイトは以下の通りです。
https://inetoagave.com/

今回のICCサミット FUKUOKA 2026「カタパルト・グランプリ」での第2位入賞は、稲とアガベが推進する革新的な酒造りと地域創生の取り組みが、全国的にも高く評価された証と言えるでしょう。男鹿から生まれる新たな醸造文化が、今後どのように発展していくのか、その動向に注目が集まります。

ICCサミット FUKUOKA 2026でのプレゼンテーションの様子は、以下のライブ配信アーカイブで確認できます。岡住氏の登壇は1時間29分24秒頃からです。
https://www.youtube.com/watch?v=0plG7yabF-Q&t=5364s

ICCサミット全体の公式サイトはこちらです。
https://industry-co-creation.com/

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