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在米日本人起業家・谷美幸氏、英国王立技芸協会よりフェローの栄誉称号を授与 — 音楽を通じた社会変革への貢献が国際的に評価

在米日本人起業家・谷美幸氏、英国王立技芸協会よりフェローの栄誉称号を授与

2026年4月30日、在米日本人起業家であるONTSUBU LLC(米国バージニア州)代表の谷美幸氏が、英国王立技芸協会(RSA: The Royal Society for the Encouragement of Arts, Manufactures and Commerce)より、社会の変革に対する卓越した技芸上の業績を評価され、フェローの栄誉称号(FRSA, Fellow of the Royal Society of Arts)を授与されました。

英国王立技芸協会は1754年に創設され、エリザベス女王を守護者(パトロン)とするロンドンに本部を置く王立の学会です。社会に大きな影響を与える最前線に立ち続け、永続的な社会変革のためのソリューション提供を主要な使命としています。同協会は、社会変革に貢献した世界中の個人を対象にFRSAの称号を授与しており、過去にはベンジャミン・フランクリン、アダム・スミス、マリー・キュリー、ネルソン・マンデラ、スティーブン・ホーキングといった著名な人物がフェローとして名を連ねています。現在、100カ国以上から約30,000名のフェローが選出されており、谷氏の授与は、その国際的なコミュニティへの参加を意味します。

この栄誉称号の授与により、谷美幸氏は名前の後に「FRSA」の称号を付与すること(ポスト・ノミナル・レターズ)が正式に認められます。今回の授与は、Berklee College of Music出身の音楽プロデューサー・ブランド戦略家であり、現役FRSAフェローであるJonva Ven氏(Co-Managing Partner, Slice of Canada Inc.)による推薦を経て実現しました。

音楽・科学・テクノロジーを橋渡しする国際的な活動

谷美幸氏は、音楽プロデューサーでありジャズドラマーとしての顔も持ち、その国際的な活動は、音楽・音響科学・社会変革を橋渡しするものとして高く評価されています。特に、日本・米国・英国をつなぐ新たな架け橋としての貢献と、音楽と科学を用いた研究・開発における功績が認められました。

ONTSUBU LLCは、音楽・音響科学・地域連携および神経多様性に対応する、新しいヒーリング音楽の開発に取り組んでおり、その根底には「音」が日本の産業・文化・科学を世界と結びつける新たなインフラとなりつつあるという認識があります。同社は、音楽・音響科学・工学を統合した独自メソッドを基盤に、日本の強みを国際社会へ展開するサウンドテクノロジーのキーパーソンとして、以下の3領域で日本との連携を推進しています。

1. エンターテイメント産業との連携——日本のブランド力を強化

日本のアニメ、ゲーム、映像コンテンツは世界中で高い人気を誇っています。ONTSUBUのサウンドテクノロジーは、感情や身体に直接作用する音響設計を実装し、心と身体にリラックス効果をもたらすウェルビーイング対応の楽曲制作を実現しています。日本の「ZEN」が世界に示してきた精神性の高さを映像音楽で体現することで、日本コンテンツの国際的なブランド価値向上に貢献しています。

特に、日本古来の美学である「間(Ma)」——音と音のあいだの意図的な静寂——を不規則にデザインする手法は、音が鳴っていない瞬間のアンサンブルを感じさせ、深い没入感を生み出します。これにより、沈黙そのものが音楽の一部として機能する独自のサウンド体験が提供されます。ONTSUBU LLCが提供するウェルビーイング対応の楽曲制作に関する詳細情報は、以下のリンクから確認できます。

2. 空間音響デザインとの連携——ユニバーサルな音づくりを世界へ

ONTSUBUのサウンドテクノロジーは、年齢、障害、感覚特性に関わらず、すべての人が心地よく感じられる音環境「ユニバーサル・サウンドデザイン」の実現を目指しています。同社は、音が脳波や認知機能に与える効果を、神経科学の査読済み研究と自社データ(N=138)で検証しており、その成果を社会実装へと繋げています。

心の病による経済損失が日本全体で年間約19.2兆円と推計される現状において、「誰一人取り残さない音環境」の構築は、企業の健康経営における喫緊の課題です。ONTSUBUは、国際標準のエビデンスづくりに取り組み、多様な従業員が働きやすい職場の音環境づくりをはじめ、病院、公共施設、都市空間まで、人が集まるあらゆる場所の音環境を整えています。音響デザインによるストレスからの解放は、自然界や野外の音響特性から抽出した「深い倍音」と「ソルフェジオ周波数」をスタジオ・マスタークオリティで精密に重ね合わせることで実現されます。これにより、脳が「解析」を必要としない自然な音の層が設計され、情報処理のスイッチをオフにし、無意識のうちに深い休息状態(θ波優位)へと導かれます。

音が脳波・認知機能に与える効果に関する詳細な検証結果は、以下のリンクで確認できます。

3. 音響研究×産学との連携——日本の高い技術力を世界へ

ONTSUBU LLCは、日本・米国・英国の大学、研究機関、関連企業との共同研究を通じて、「音楽リズムと人間」への影響とその効果について、科学的な国際基準エビデンスの確立を目指しています。日米英を横断するサウンド・サイエンスを、世界の政策・産業立案の基盤と、サステナブルな経済発展へと繋げていくことを目標としています。

トランペットとサックスを演奏する二人のシルエットが描かれ、音符が舞い、背景には数学の数式が浮かぶ抽象的なアート作品

授与の背景——17年・60カ国・10万人のドラム演奏によるリズム理論

谷美幸氏のFRSA授与の背景には、プロドラマーとしての17年間の豊富な経験と、工学エンジニアとしての専門知識が融合した独自のアプローチがあります。谷氏は、これまでに60カ国以上でアーティストと共演し、シカゴブルースの殿堂入りアーティスト「Magic Slim and The Teardrops」との共演をはじめ、国内外約10万人の観客の前でドラム演奏を披露してきました。

その一方で、日本の技術士(都市計画)資格を保有する工学エンジニアでもある谷氏は、「音とリズムの構造を工学として解析し、人間の感情・身体・社会に実装する」というアプローチを17年かけて体系化しました。このアプローチは、「リズムとグルーヴは、言語や文化を超えて人の内側に届く」という確信に基づいています。この確信が、2024年に米国バージニア州でアメリカ法人ONTSUBU LLCを設立する原動力となりました。

現在は、米国Library of Congress(議会図書館)へのInnovator in Residence提案、GRAMMYレコーディングアカデミー会員申請、Berklee College of Music Associate ProfessorであるDavid Cowan氏との共同リズム研究など、音楽・テクノロジー・社会実装の最前線で多岐にわたる活動を展開しています。

ドラムを叩きながら満面の笑みを浮かべる女性のクローズアップ画像

ONTSUBU LLC代表 谷美幸氏コメント

谷美幸氏は今回のFRSA授与に対し、以下のようにコメントしています。

「音楽と工学、そしてサイエンス——。サステナブルな国の経済活動と、音楽を通じたウェルビーイングに貢献してきた一人の日本人として、栄誉なことだと感じています。昨今の心の健康の問題、音楽教育・サウンドテクノロジーの課題を踏まえますと、より多くの方々との共創が求められております。ひとりひとりが共鳴(empathy)しながら発展していくアートの強みを活かしながら、サウンドテクノロジーと科学の連携に、一層努めてまいります。弊社のビジョンである『Connect All That Is.』を中心に据えながら、RSAの世界的コミュニティと連携し、共に、よりよい未来を築いていきたいと思っています。」

長い黒髪の女性が笑顔で立っており、背景には鶴と日の丸をモチーフにした和風の装飾が見えます

ONTSUBU LLCの主な実績

ONTSUBU LLCは、音楽と科学を融合させた独自の取り組みを通じて、様々な実績を上げています。

  • Woven by Fate(2024年・NYテキスタイルマンス)
    福岡の伝統工芸である久留米絣の100年前の日本の織り機の音を素材に、Lofi, Hip-Hop楽曲を制作しました。この楽曲はニューヨーク・テキスタイルマンス2024の公式展示に採用され、日本の伝統と現代音楽、そして地域資源の新たな可能性を示しました。

  • サウンドウェルネスBGM・商業空間への採用実績
    大人気ヘッドスパ「悟空の気持ち。」、伊勢丹三越日本橋「Sleepy Land」イベント、PARCO心斎橋VIPラウンジにて、ONTSUBUのサウンドデザインBGMが正式採用されています。これは、空間における音の質が顧客体験に与える影響の重要性を示しています。

  • 138人へのサウンドバス体験レポート
    参加者全員の知覚・感情変化を記録したパイロットプログラムを日本で実施しました。「音が人の内側に与える影響」の定量化に向けた初期データを取得し、サウンドヒーリングの効果に関する具体的なエビデンス構築に貢献しています。

  • Library of Congress Innovator in Residence 提案(2026年)
    米国議会図書館に対し、産業・フォークライフアーカイブを活用したブラウザベース・ヒーリング音楽生成アプリ「The Symphony of Iron and Soul」を提案しています。現在審査中であり、実現すれば、歴史的な音源が新たな形で人々のウェルビーイングに貢献する可能性を秘めています。

Groove Healing Musicの心身効果に関するエビデンスレポート

ONTSUBU LLCが展開する独自フレームワークは、以下の3つの理論で構成されています。これらの理論は、音楽が人々の心身に与える影響を科学的に解明し、より効果的なヒーリング音楽の開発を目指すものです。

青と赤のグラデーションが特徴的なデジタルの抽象的な背景

  • Sound Particle Theory(音粒子理論)
    音を「粒子」として捉え、それが空間、身体、感情に与える作用を工学的に分析する理論です。このアプローチにより、音の物理的特性が人間の知覚や生理機能にどのように影響するかを深く理解しようと試みています。

  • Between the Note(音間理論)
    音符と音符の「間」に宿る表現を体系化したリズム理論です。日本の美意識「間(Ma)」を音響工学的に実装することで、脳の予測系を刺激し、深い没入状態を誘導します。この理論は、沈黙や余白が音楽体験に与える豊かな影響を重視しています。

  • Groove Healing(グルーヴヒーリング)
    ポリリズムと空間音響設計を組み合わせたウェルネス・アプローチです。138名のサウンドバス体験者全員(100%)が心身への変化を報告し、そのうち90.2%が瞑想状態を報告しています。この結果は、グルーヴヒーリングがもたらす深いリラクゼーション効果と、精神的な安定への貢献を示唆しています。

これらの理論に基づき、ONTSUBU LLCはホワイトペーパー「Groove Healing Musicの心身効果に関するエビデンスレポート——ポリリズム・空間音響設計が自律神経・脳波・主観的健康感に与える影響」を2026年4月に公開しました。このレポートでは、サウンドバス体験者N=108名の調査データと神経科学分野の査読済み先行研究を照合し、ポリリズムによるドーパミン放出、ソルフェジオ周波数によるα波誘導、バイノーラルビートによるθ波誘導、グルーヴによるβ-エンドルフィン放出という4つの神経科学的メカニズムとの整合性を検証しています。

ONTSUBU LLCについて

ONTSUBU LLCは、2024年6月に米国バージニア州で設立されました。「音は感動だけではなく、社会を変革する」という確信を起点に、以下の4つの領域を統合した事業を展開しています。

  1. 音楽テクノロジー
  2. 教育
  3. サウンドウェルネス
  4. レーベル事業(楽曲制作/空間音響デザイン/IP管理)

同社は、個人の学びから企業・政府機関との社会実装まで、音を通じた変革をワンストップで提供することを目指しています。

暗い背景の中で、両手が光る地球儀を優しく包み込んでいる様子

FRSAの栄誉称号と共に、「Connect All That Is.」というビジョンを掲げる谷美幸氏とONTSUBU LLCの挑戦は、今後さらなるステージへと向かい、音楽と科学の力で社会に貢献していくことが期待されます。

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