伝説の和製ルチャドール「マッハ隼人」が令和に復活、九州プロレス18周年記念大会でデビュー戦
はじめに:伝説の継承と新たな船出
かつて国際プロレスや旧UWFで活躍し、和製ルチャドールの先駆けとして名を馳せた「マッハ隼人」が、令和の時代にその名を継承し、プロレス界に復活することが発表されました。新たな「マッハ隼人」は、2026年6月27日(土)に福岡国際センターで開催される九州プロレス設立18周年記念大会「九州超元気祭」にて、デビュー戦を飾ります。この歴史的な襲名は、プロレスファンのみならず、多くの人々の期待を集めています。

令和に蘇る”マッハ隼人”:その正体とルーツ
今回、新たに「マッハ隼人」としてデビューするのは、高校卒業と同時に初代と同じく日本から海を渡り、4年間に及ぶメキシコ修行を経て帰国した和製ルチャドール「ディペイズマン」(24歳)です。彼はメキシコ滞在時に知り合った野﨑広大選手との縁をきっかけに、2026年春より九州プロレスの寮に住み込み、厳しいトレーニングに励んできました。そして、6月7日に鹿児島市で行われた二度目のトライアウトで見事に勝利し、九州プロレスへの入団を勝ち取りました。
合格の際、九州プロレス理事長である筑前りょう太選手から「ここ鹿児島が生んだ伝説のレスラーの名を名乗り、“マッハのスピードでリングを駆け抜ける薩摩隼人”となって活躍して欲しい」と告げられ、この偉大な名前を襲名することとなりました。
初代「マッハ隼人」は、鹿児島県揖宿郡山川町(現:指宿市)が産んだ伝説の覆面レスラーです。身体の小ささから日本での入門を断られた彼は、1975年に単身メキシコへ渡り、厳しい修行の末に現地でデビューを果たしました。本場のメキシコ流テクニックを身につけ、世界各国を渡り歩いた後、1979年に帰国。逆輸入レスラーの先駆けとして、その名をプロレス史に刻みました。
新たな「マッハ隼人」は、小柄な体格、単身でのメキシコ修行、本場仕込みのルチャといった点で、先代と驚くほど重なる歩みを持っています。九州ゆかりの伝説的な名を背負い、新たなスタートを切る彼の活躍に期待が寄せられています。

襲名発表会見での声:期待と決意
今回の襲名発表は、6月17日に熊本市の「APOLLOキッチン」で行われました。会見には、九州プロレス理事長の筑前りょう太選手、新「マッハ隼人」選手、そして国際プロレス時代から初代マッハ隼人選手と親交の深かったアポロ菅原氏が出席し、それぞれの思いを語りました。
新「マッハ隼人」選手は、この偉大な名前を継ぐことについて「このタイミングで偉大な名前を継げるのは運命だと思っています。この名前と、筑前さんと共に、タイトルマッチを駆け抜けます。もちろんマッハのスピードで!」と、決意を表明しました。彼の言葉からは、襲名への覚悟と、デビュー戦での勝利への強い意欲が感じられます。
タッグパートナーとなる筑前りょう太理事長は、「九州が生んだ伝説のレスラーの名前を継承し、そこに彼の4年間のメキシコ修行の成果を合わせることで、たくさんの子ども達にエールを贈れる存在になって欲しいと思います。狙うは6/27タッグ奪取!」と述べ、新「マッハ隼人」選手への大きな期待と、タッグタイトル奪取への意気込みを語りました。彼の言葉は、新「マッハ隼人」選手が単なるレスラーとしてだけでなく、次世代の希望となる存在への願いが込められています。
また、初代マッハ隼人選手と深い親交のあったアポロ菅原氏は、1979年11月にメキシコから帰国したマッハ隼人選手の国際プロレス初戦を振り返り、「彼の本場のルチャを初めて見て、とんでもない衝撃を受けたことを今でもよく覚えています。彼のテクニックは本当に素晴らしかった」と、当時の感動を語りました。そして、新「マッハ隼人」選手に対しては、「メキシコ修行というマッハさんと同じルーツを持つレスラーですから期待しています。令和の、新しいマッハ隼人として頑張って下さい!」と、激励の言葉を贈りました。アポロ菅原氏の言葉は、新「マッハ隼人」選手が初代の魂を受け継ぎ、新たな時代を築くことへの期待を示しています。

デビュー戦はタイトルマッチ:強敵TAJIRI&永田裕志に挑む
新「マッハ隼人」選手のデビュー戦は、6月27日(土)に開催される「九州超元気祭」のセミファイナルとして行われる、九州プロレスタッグ選手権試合です。パートナーは、九州プロレスの創設者であり「九州ば元気にするバイ!」を掲げ続けてきた筑前りょう太選手。この強力なタッグが、デビュー戦でいきなり最高峰のタッグタイトルに挑戦します。
立ちはだかるのは、現・第18代九州プロレスタッグ王者であるTAJIRI選手と新日本プロレスの永田裕志選手という、まさに最強の王者組です。TAJIRI選手は、世界最大の団体であるWWEをはじめ、各国のリングを渡り歩いた経験豊富なベテランであり、その独特のスタイルとテクニックで多くのファンを魅了してきました。パートナーの永田裕志選手は、「ブルージャスティス」の異名を持つ、新日本プロレス第三世代を象徴するレジェンドです。その鍛え上げられた肉体と、卓越したレスリング技術、そして逆境を跳ね返す底力は、多くの強敵を打ち破ってきました。技術、経験、そして底力のすべてを兼ね備えた王者組は、これ以上ない強敵と言えるでしょう。
世界の頂点を知る王者組に対し、九州の魂と、海を越えて受け継がれた和製ルチャドールの技がどこまで通用するのか。筑前りょう太選手と新「マッハ隼人」選手のコンビが、どのような戦略で強敵に立ち向かうのか、その一挙手一投足に注目が集まります。18周年という節目の大舞台で、九州プロレスの過去、現在、そして未来が一本のリングに交差する、歴史的な一戦となることが予想されます。

「九州超元気祭」:18周年記念大会の全貌
九州プロレス設立18周年を記念する特別大会「九州超元気祭 〜九州プロレス設立18周年記念大会〜 supported by 第一交通産業グループ」は、2026年6月27日(土)に福岡国際センター(福岡市博多区)にて開催されます。開場は15:00、試合開始は16:00を予定しており、全5試合が組まれています。新「マッハ隼人」選手の初陣となる九州プロレスタッグ選手権試合は、セミファイナルとして行われます。
本大会は、多くのプロレスファンに楽しんでもらうため、観戦無料で実施されます。一般無料指定席は事前受付制となっており、2026年6月26日(金)12:00まで受付中です。指定席での観戦を希望する方や、当日ゆっくりと入場したい方は、以下のURLから事前申し込みが可能です。
https://livepocket.jp/e/qpro18th
また、事前申し込みなしでも、当日に自由席が用意されており、どなたでも気軽にプロレス観戦を楽しむことができます。家族連れでも楽しめる「家族で楽しめる元気イベント」として、プロレス観戦の他にも、会場ではキッチンカーによるグルメの提供や、小学生以下を対象としたプロレス教室といった体験イベントも開催されます。見る、食べる、体験する、といった様々な形で、一日中楽しめるイベントとなるでしょう。
主催は九州プロレスで、福岡市、テレQ、FBS福岡放送、KBC、RKB毎日放送、TNCテレビ西日本、西日本新聞社、CROSS FMといった多くの団体が後援に名を連ねています。この記念大会では、新「マッハ隼人」選手のデビュー戦以外にも、九州プロレス選手権試合として玄海選手と野﨑広大選手の対戦、超元気祭スペシャル3WAYマッチ、九州正規軍VS超多国籍軍、オープニングマッチなど、見どころ満載のカードが予定されており、九州プロレスの「今」を凝縮した熱い戦いが繰り広げられることでしょう。


プロレス史を繋ぐ襲名の意味
今回の襲名発表会見に、国際プロレス出身のレジェンドレスラーであるアポロ菅原氏が立ち会ったことは、単なる名前の継承以上の深い意味を持っています。アポロ菅原氏は1979年9月に福岡でデビューした実力派であり、初代マッハ隼人選手もまた同年、国際プロレスに加入しました。両者は同じ時代、同じリングに立った間柄であり、初代マッハ隼人選手を知る「生き証人」とも言える存在です。
そのアポロ菅原氏が新「マッハ隼人」選手の門出を見届けたことは、半世紀にわたるプロレスの歴史、特に和製ルチャドールの系譜が、九州の地で確かに受け継がれる瞬間を意味します。鹿児島が生んだ伝説のレジェンドの魂が、令和の時代に新たな肉体を得て再びリングに上がり、輝きを放つことは、プロレス界全体にとっても大きな意義を持つ出来事となるでしょう。
結び:九州プロレスの新たな歴史へ
九州プロレス設立18周年記念大会「九州超元気祭」は、伝説の継承者「マッハ隼人」のデビュー戦という、歴史的な一幕を迎えます。この大会は、九州プロレスがこれまでに築き上げてきた歴史、そしてTAJIRI選手や永田裕志選手といった他団体からの強敵を迎え撃つ現在の姿、さらに新「マッハ隼人」選手が切り開く未来が、一本のリング上で交差する特別な舞台となるでしょう。
新「マッハ隼人」選手が、初代の志を受け継ぎ、マッハのスピードとメキシコ仕込みのルチャで、九州のプロレス界に新たな風を吹き込む存在となることが期待されます。九州プロレスの今後の発展と、地域を元気にするための活動に、引き続き注目が集まります。
九州プロレスの最新情報については、公式サイトをご覧ください。
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