イベント概要
このトークセッションは、九州の一次産業や食品事業者が抱える海外展開の課題に対し、具体的なヒントや成功事例を提供する場として企画されました。

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日時: 2026年8月6日(木)18:30〜19:20
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会場: ONE FUKUOKA BLDG. 6F SKY LOBBY(福岡市中央区天神1-11-1)
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形式: トークセッション(「Thursday Gathering #80」内セッション)
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対象: 経営者、地域事業者、一次産業・食品事業者、行政関係者、学生、クリエイターなど
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主催: 株式会社welzo / i-NNO株式会社
本イベントは、以下のような課題を持つ方に特におすすめです。
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自社の素材に自信はあるものの、海外展開の具体的な道筋が見えない方。
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地域の一次産業や食品事業において、産地全体の競争力向上を目指している方。
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M&Aやアライアンスを通じて事業規模の拡大を図りたい経営者。
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顧客に「伝わる物語」を創造する方法を学びたい方。
参加を希望される方は、以下のイベントページより詳細を確認し、お申し込みください。
Thursday Gathering #80 イベントページ
九州の恵みを世界へ:フロンティアランナーたちの挑戦
九州には、ぶり、ハマチ、伊勢海老、さつまいもなど、世界に通用するポテンシャルを秘めた海と畑の恵みが豊富に存在します。しかし、素材の力だけでは世界市場での競争を勝ち抜くことは困難です。本セッションでは、「世界で勝負できる」と人々に信じさせ、行動を促す「物語」の重要性に焦点を当て、実際に九州の素材を世界へと導いている3名のフロンティアランナーが登壇し、その戦略を共有します。
登壇者と各社の戦略
株式会社マルヨシ(福岡):吉塚 二朗 氏
株式会社マルヨシの吉塚二朗氏は、海産物(伊勢海老ほか)を世界へと展開する独自の「スイミー戦略」を提唱します。これは、絵本『スイミー』に描かれる小さな魚たちが群れとなって大きな魚に立ち向かう物語を経営戦略に応用したものです。後継者不足に悩む海産物の中小企業を「乗っ取る」のではなく「仲間に集める」ことで、一社だけでは困難だったブランド構築を実現しています。個々の企業が持つ力を結集し、共同でブランドを創造することで、世界市場での競争力を高めるという、協調と連携を基盤としたアプローチが特徴です。
グローバル・オーシャン・ワークス株式会社(鹿児島):宮村 忠博 氏
桜島を望む錦江湾を拠点とするグローバル・オーシャン・ワークス株式会社の宮村忠博氏は、錦江湾で養殖されるぶりやハマチを世界に送り出しています。同社は養殖から加工、流通、販売までを一貫して手掛けており、年間80万尾のぶりを出荷し、そのうち約50万尾、約2万3000トンがアメリカ市場へと供給されています(グループ総売上292億円/2023年)。
同社の世界戦略は、「実力で市場を獲り、物語でブランドをつくる」というものです。2026年のW杯イヤーには、JFAオフィシャルライセンス商品「SUSHI BLUE ELEVEN」を発売する予定です。さらに、味覚の共通語である「UMAMI」(特許取得済み「UMAMIハマチ」)と、食文化およびスポーツの共通語である「SUSHI」「サッカー」を組み合わせることで、アメリカの食卓に「顔」を持つブランドを確立することを目指しています。世界が既に認識している言葉に乗せることで、市場への浸透を加速させる戦略が注目されます。
株式会社welzo(福岡):後藤 基文

株式会社welzoの後藤基文氏は、九州のさつまいもを世界へ展開するための「産地ぐるみで“運動体”になる」戦略を推進しています。同氏は、産学連携コンソーシアム「Save the Sweet Potato(SSP)」の中核企業として、さつまいも産地の連携プラットフォームを主導しています。経営企画、広報ブランディング、新規事業、M&A、投資を統括し、リブランディングやDX推進を担いながら、農業分野を中心に社内外の連携による成長戦略を推進しています。
SSPは、基腐病などの産地が抱える共通の課題に対し、農家、メーカー、大学などの関係者全員で知見を共有し、さつまいもを軸とした新たな経済圏「さつまいも経済圏」の構築を目指しています。一社では解決が困難な課題や到達できない目標も、産地全体が一体となることで実現可能であるという信念のもと、活動が進められています。この取り組みから生まれた新しいスイーツ開発が「SSPスイーツプロジェクト」であり、本イベントにてその始動が初公開される予定です。現在発売中のさつまいもテリーヌは、以下のオンラインサイトから購入できます。
さつまいもテリーヌオンラインサイト
MC紹介

本セッションのMCは、i-NNO株式会社 CEO/Founderの曽根圭輔氏が務めます。曽根氏は、大手広告代理店およびデジタルメディア企業でのマーケティングや新規事業開発の経験を持ち、2019年に独立。マーケティング、ブランディング、地域創生を軸とした事業を展開しています。地方自治体や企業のプロモーション、スタートアップ支援、海外企業の日本市場展開支援などを手がけ、地域課題とグローバル視点を横断し、共創による価値創出を強みとしています。
「SSPスイーツプロジェクト」の始動
株式会社welzoが主導する産学官連携コンソーシアム「Save the Sweet Potato(SSP/みんなのサツマイモを守るプロジェクト)」は、さつまいも産地が直面する基腐病などの課題を解決し、持続可能な「さつまいも経済圏」を構築することを目指しています。この広範な取り組みの中から、新しいスイーツ開発として「SSPスイーツプロジェクト」が誕生しました。本イベントは、このプロジェクトの始動を初めて公開する場となります。
このプロジェクトは、農家、メーカー、大学といった多様な関係者が連携し、さつまいもの新たな価値を創造することで、産地全体の活性化と競争力向上に貢献することを目指しています。既存の枠組みを超えた連携により、高品質なさつまいもを活かした革新的なスイーツが生み出されることに期待が寄せられます。
株式会社welzo 概要
株式会社welzoは、農畜水産業・食品産業・園芸・花卉・住環境など幅広い分野でBtoBを中心とした専門性の高いソリューションを展開するイノベーションカンパニーです。水産関連事業においては、養殖飼料原料の調達、魚残渣を活用した環境配慮型魚粉の開発、スマート養殖支援など、多岐にわたる事業を展開しています。国内に25拠点を持ち、創業100年を超える歴史の中で培われた「育てる力」と「届ける力」を、川上から川下まで一貫して発揮しています。
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本社: 福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目 14-3
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代表者: 代表取締役社長 金尾佳文
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設立: 1952年8月(創業1921年8月)
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資本金: 470百万円
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売上: 48,805百万円(2025年12月期)
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事業: 農業資材・家庭園芸用品・フラワー関連商品・飼肥料原料を中心に取り扱う専門商社
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ウェブサイト: https://www.welzo.co.jp/
結び
「アンダードッグの逆襲 Vol.2」は、九州の豊かな恵みを世界に広げようとする企業にとって、貴重な学びと交流の機会となるでしょう。各社の具体的な戦略や、産学官連携による新たな挑戦は、地域経済の活性化と国際競争力の向上に大きく貢献することが期待されます。本イベントを通じて、九州の素材が世界市場で新たな価値を創造する「物語」が、さらに多くの人々に届けられることでしょう。
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