福岡の食文化を支える老舗「味の正福」、創業50周年の節目
福岡市中央区天神に本店を構える定食店「味の正福」は、2026年5月1日をもって創業50周年という記念すべき節目を迎えます。半世紀にわたり、地域に根差した食を提供し、福岡市民・県民をはじめとする幅広い世代のお客様から長年にわたり愛されてきました。この深い感謝の気持ちを込めて、同店は特別な祝賀記念企画を実施します。
「味の正福」の歩みは、福岡の都市開発の歴史とも深く結びついています。かつて、同店は現在の本店であるアクロス福岡の他に、創業以来の本店を天神コア(現:ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル))に構えていました。天神コアは、長きにわたり天神地区の商業施設として親しまれてきましたが、天神ビッグバン計画に伴う再開発により、その歴史に幕を閉じました。これにより、「味の正福」も天神コアでの営業を終え、本店機能をアクロス福岡に移転。変化の激しい時代の中で、その味と伝統を守りながら、新たな地で営業を継続する道を選びました。この移転は、単なる場所の変更に留まらず、老舗としての適応力と、地域に根差した事業を継続する強い意志を示すものでした。
創業50周年記念、感謝を込めた一日限定の特別提供
創業50周年を祝し、同店を運営する有限会社味の正福は、2026年5月1日(金)の1日限定で、ご来店の上、定食類をご注文された全てのお客様に対し、記念品を配布する運びとなりました。この記念品は、お客様への長年のご愛顧に対する感謝の意を表すものです。
配布される記念品は、特製湯呑み(2種類の中から1つ選択)と特製茶葉パックです。特製湯呑みは、同店の歴史と品格を象徴するデザインが施され、お客様の日常に「味の正福」の記憶を留める品となるでしょう。また、特製茶葉パックは、定食と相性の良い上質な茶葉が厳選されていると推察されます。これらの記念品は、当日定食を注文された方全員に贈呈され、50周年の祝賀ムードを一層高めることでしょう。
同店が提供する定食は、その品質と味わいで定評があります。特に、名物の銀鱈みりん焼定食は、脂の乗った銀鱈を特製のたれで丁寧に焼き上げた逸品であり、多くのリピーターを惹きつけています。その他にも、正福御膳をはじめ、新鮮な旬の魚介を使用した焼き魚、煮魚、刺身といった魚料理を中心に、幅広いメニューを取り揃えております。これらの料理は、厳選された素材と熟練の職人技によって生み出され、お客様に「和食の真髄」を提供し続けています。

50周年を迎える味の正福の記念イベントの様子。従業員が並び、記念マグカップも展示されている。
経営の転換点とコロナ禍を乗り越える挑戦
「味の正福」の50年の歴史の中には、経営体制の重要な転換点も存在します。今から5年前、世界中が未曾有の危機に直面したコロナ禍において、多くの飲食店が壊滅的な影響を受ける中で、同店の経営は創業者から現社長の吉岡めぐみ氏へと引き継がれました。この親族外承継は、老舗企業における事業承継の新たなモデルケースとして、各方面から注目を集めました。
吉岡社長は、困難な時代に老舗の暖簾を受け継ぐという重責を担いながらも、伝統の味とサービスを守りつつ、現代のニーズに合わせた経営改革を進めてきました。コロナ禍という逆境を乗り越えるためには、従来の慣習に捉われない柔軟な発想と、従業員との連携強化が不可欠であったと推察されます。この経営の刷新は、「味の正福」が今後も持続的に発展していくための重要な礎となっています。
多様な人材が輝く職場環境の構築
「味の正福」は、従業員が長く安心して働ける職場環境の構築にも積極的に取り組んでいます。昨年からは「永く働き甲斐がある職場づくり、輝くシニアライフ」をテーマに掲げ、シニア層に特化した人材採用をスタートさせました。この取り組みは、高齢化社会における労働力確保と、多様な経験を持つ人材の活用という観点から、非常に先進的な試みと言えます。
現在、店舗では、生涯現役を目指す意欲的なシニア層の従業員から、若々しい学生アルバイトまで、三世代にわたるスタッフが共に働き、互いに助け合いながら、活気あるサービスを提供しています。経験豊富なシニア層の従業員は、長年の知見と技術を若手に伝え、店舗運営の安定に貢献しています。一方、学生アルバイトは、その若さと活気で職場に新たな風を吹き込んでいます。このような多世代が協働する職場環境は、従業員一人ひとりの成長を促し、お客様にとっても温かく、きめ細やかなサービス提供へと繋がります。これは、単に人材を確保するだけでなく、組織全体の活性化と、顧客サービスの質の向上に寄与するものです。
新たな50年に向けた展望:地域への貢献と事業拡大
創業50周年を単なる通過点ではなく、新たな発展への出発点と捉え、「味の正福」は今後の事業展開にも意欲的な姿勢を示しています。具体的には、福岡の中心地である天神・博多駅周辺地区における新店舗開店(増店)を積極的に模索していく方針です。これは、より多くのお客様に「味の正福」の味を提供し、ブランドの浸透を図るとともに、地域経済の活性化にも貢献することを目指すものです。
新店舗の展開には、その運営を担う人材の確保が不可欠です。そのため、同店は、地域の食文化を支える「インフラ資源的な存在」としての店舗展開を共に担っていただける人材の積極的な採用と活用を、今後さらに強化していく計画です。経験者だけでなく、同店の理念に共感し、共に成長していける人材を幅広く求めていくことでしょう。
「味の正福」は、これまでの50年にわたるお客様のご愛顧と、地域社会からの支援に深く感謝しつつ、これからの新たな50年に向けて、伝統の味を守りながらも革新を恐れず、お客様に最高の食体験を提供し続けることを目指しています。そして、地域社会にとって不可欠な存在として、更なる発展を遂げていくことが期待されます。
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