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熱狂的人気を博したサブカルチャーフリーペーパー「GOMES」が30年ぶりに復活、「GOMES by PARCO」として7月17日より全国PARCOで配布開始

かつて熱狂的人気を博したサブカルチャーフリーペーパー「GOMES」が30年ぶりに復活

株式会社パルコは、かつて同社が発行し、熱狂的な人気を博したサブカルチャーフリーペーパー「GOMES」を、30年の時を経て「GOMES by PARCO」(ゴメス・バイ・パルコ)として復活させ、2026年7月17日(金)より全国のPARCO15店舗にて配布を開始すると発表しました。本誌の復活は、当時のファンのみならず、新たな世代の読者からも注目を集めることでしょう。

「GOMES by PARCO」の創刊を記念し、2026年7月17日(金)から19日(日)までの3日間は、PARCO各店でスタッフによる直接配布も実施されます。この期間中にPARCOメンバーズ会員の方々には、旧GOMES時代から愛されてきた、しりあがり寿氏による漫画「リトラちゃん」のステッカーがプレゼントされる特典も用意されています。

GOMES by PARCO 2026 JULY Vol.1

「GOMES」とは:パルコのサブカルチャー精神を体現する存在

「GOMES」は、株式会社パルコが1989年から1996年までの約7年間、毎月発行していたフリーペーパーです。合計80号が刊行され、最大で1号あたり10万部が全国のPARCOで配布され、多くの読者から好評を博しました。本誌は、パルコの企業活動におけるサブカルチャー精神を色濃く反映したメディアとして、その存在感を確立していました。

当時の「GOMES」には、タナカカツキ氏と天久聖一氏による「バカドリル」をはじめ、漫画家の岡崎京子氏、しりあがり寿氏、イラストレーターの白根ゆたんぽ氏など、今日の日本を代表するクリエイターたちが多数連載を手がけていました。彼らの斬新な表現は、当時のサブカルチャーシーンに大きな影響を与え、読者参加型の投稿コーナーも熱狂的な人気を集めました。

パルコは、劇場、ギャラリー、ライブハウスなど、様々な形で日本のカルチャーを牽引してきた企業です。「GOMES」は、そうしたパルコが仕掛けるカルチャーの発信拠点として、「パルコの思想と行動を表現するオウンドメディア」という位置づけで誕生しました。本誌は、「ビックリハウス」や「日本パロディ展」から派生した「ご教訓カレンダー」といった、パロディやギャグ、B級、ヘタウマ文化といった、メインストリームとは異なる「サブカルチャー」を深く掘り下げ、その魅力を余すことなく表現していました。まさに「GOMES」は、パルコの企業精神の一面であるサブカルチャーの濃密な部分を体現する印刷物であったと言えるでしょう。

GOMES MONTHLY 1992 SEP.

「GOMES by PARCO」として復活した理由

パルコは現在も、先鋭的で高感度な広告制作やアート表現を企業活動の核としています。しかし、かつて大切にされていたサブカルチャー精神を直接的に表現する場は、しばらく途絶えていました。そうした状況の中で、2026年という年は、奇しくも「GOMES」の刊行が終了してから30周年の節目にあたります。

この記念すべき年に、元「GOMES」編集長をはじめとする有志たちが立ち上がり、「サブカルチャー精神を再び!」という強い思いのもと、今回の奇跡的な復活が実現しました。スマートフォンや動画コンテンツが当たり前となった令和の時代において、「GOMES by PARCO」は、あえてかつての「GOMES」と同様に紙媒体での配布にこだわっています。これは、デジタルコンテンツが溢れる現代において、物理的な媒体であるフリーペーパーが持つ独特の価値を再認識させる試みであるとともに、「わざわざPARCOに足を運ばなければ手に入れられない」という希少性を生み出し、読者に特別な体験を提供することを意図しています。

「GOMES by PARCO」の執筆者ラインナップ

復活を遂げた「GOMES by PARCO」では、かつて「GOMES」を彩った人気連載陣に加え、現代において「面白いこと・くだらないこと」をひたすら真面目に追求する新しい世代のクリエイターたちが数多く登場します。文章、コラム、漫画、イラストなど、多様な形式で令和の「GOMES by PARCO」を盛り上げるコンテンツが展開されます。また、当時大人気だった読者参加型の投稿コーナーも復活し、読者とクリエイターが一体となって誌面を作り上げる楽しさが再び提供されます。

主な連載陣(順不同・敬称略)は以下の通りです。

  • タナカカツキ(マンガ家)

  • しりあがり寿(漫画家)

  • 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)

  • 天久聖一(漫画家・イラストレーター)

  • 金井球(モデル・文筆家)

  • 藤原麻里菜(作家/無用発明家ほか)

  • 八角文化会館(メディア)

  • サイバーおかん(サイバーアーティスト)

  • 白根ゆたんぽ(イラストレーター・アーティスト)

  • かせきさいだぁ(ミュージシャン・ラッパー)

  • 原平マキオ(アーティスト)

  • よシまるシン(アーティスト)

  • 花園照輝(漫画家)

  • ぼく脳(アーティスト)

  • 落合翔平(画家)

ほか、多数のクリエイターが参加し、多角的な視点から現代のサブカルチャーを表現します。

タナカカツキ氏からのメッセージ

「GOMES」で天久聖一氏と共に「バカドリル」を連載していたマンガ家のタナカカツキ氏より、今回の復刊に際してメッセージが寄せられています。

「GOMES復刊、おめでとうございます。当時、私も天久もマンガ家としてデビューはしていましたが、自分たちが心の底から面白いと思える作品を描いても、既存のマンガのマーケットではなかなか相手にしてもらえませんでした。今ならインターネットやSNSがあって、どこかに共感してくれる人や場所が見つかるかもしれません。でも当時は、雑誌に載らなければ存在しないのと同じで、自分たちの笑いを受け止めてくれる場所は本当に限られていました。そんなとき、『GOMES』には『まだ名前のついていない面白さ』を歓迎する空気がありました。天久と二人でゲラゲラ笑いながら合作したことを思い出します。あの頃は雑誌やテレビや広告が文化の中心でした。でも『GOMES』はそのどれとも少し違っていて、雑誌というには自由すぎたし、フリーペーパーというには濃すぎたし、広告というには役に立たなさすぎでした。復刊するGOMESが、また新しい世代の『何だかわからないけど面白い』を受け止める場所になってくれたらうれしいです。」

タナカカツキ氏のメッセージからは、当時の「GOMES」が既存の枠にとらわれない自由な表現の場であり、まだ評価されていない才能やアイデアを受け入れる懐の深さを持っていたことが伺えます。デジタル化が進む現代において、紙媒体の「GOMES by PARCO」が、再び新たな「何だかわからないけど面白い」表現の受け皿となることへの期待が込められています。

配布詳細と特典情報

「GOMES by PARCO」第1号は、2026年7月17日(金)より、全国のPARCO15店舗にて館内で配布が開始されます。配布店舗は以下の通りです。

  • 札幌PARCO

  • 仙台PARCO

  • 浦和PARCO

  • 渋谷PARCO

  • 池袋PARCO

  • 調布PARCO

  • ひばりが丘PARCO

  • 錦糸町PARCO

  • 吉祥寺PARCO

  • 静岡PARCO

  • 名古屋PARCO

  • 心斎橋PARCO

  • 広島PARCO

  • 福岡PARCO

  • PARCO_ya上野

※配布場所は各店舗によって異なります。詳細な配布場所や時間帯については、各店のSNSにて告知されます。本誌は数に限りがあるため、なくなり次第終了となります。

PARCOメンバーズ限定「リトラちゃんステッカー」プレゼント

2026年7月17日(金)から19日(日)までの3日間は、パルコ15店舗にて「GOMES by PARCO」の店頭配布と合わせて、PARCOメンバーズの方々を対象に、しりあがり寿氏による人気連載4コマ漫画「リトラちゃん」のステッカーが先着でプレゼントされます。

GOMES by PARCO リトラちゃん

この「リトラちゃん」は、旧「GOMES」でも人気を博したキャラクターであり、今回の「GOMES by PARCO」にも登場します。ステッカーの引き換えには、アプリ「POCKET PARCO」で配信されるクーポンと、PARCOメンバーズ会員証の提示が必要です。当日に新規登録された方も対象となりますので、この機会にぜひご登録ください。ステッカーもなくなり次第終了となります。

「GOMES by PARCO」第1号表紙イラスト:LEE KAN KYO氏が担当

「GOMES by PARCO」では、毎号異なるクリエイターが表紙イラストを担当する予定です。記念すべき第1号の表紙は、新進気鋭のアーティストであるLEE KAN KYO(リー・カンキョウ)氏が手がけました。彼の作品は、30年の時を超えて現代に飛び込んできたスーパーカーをモチーフとしており、復活を象徴するような力強いデザインとなっています。

GOMES by PARCO 表紙イラスト

LEE KAN KYO氏プロフィール

LEE KAN KYO氏は、台湾・台北市生まれのアーティストです。2012年に東京造形大学大学院造形専攻を修了後、東京を拠点に制作活動を続けています。2014年には《ドリーム・あの子(Don’t stop)》で「1_WALL」グラフィック部門グランプリを受賞し、2022年にはGQ台湾のMOTY年度アーティストに選出されるなど、その才能は高く評価されています。

Supreme、Netflixのドラマシリーズ《WAVE MAKERS ~選挙の人々~》、KIRIN台湾、UNIQLO、Quaker、林宥嘉、ZEIT、菊地成孔 Q/N/K、犀牛盾、WIND AND SEA、DOUCHANGLEEなど、数多くの著名ブランドやアーティストとのコラボレーション実績を持ち、C-LAB “Memory Palace in Ruins”といった展覧会にも参加するなど、国内外で幅広く活躍しています。

LEE KAN KYO氏ポートレート

今回の「GOMES by PARCO」の復活は、単なるフリーペーパーの再刊に留まらず、パルコが長年培ってきたサブカルチャー精神を現代に再提示し、新たなクリエイティブな表現の場を創造する試みと言えるでしょう。紙媒体ならではの魅力と、多様なクリエイターたちの競演が、読者にどのような驚きと発見をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。

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