博多製麺処がISO 22000:2018認証を取得し食品安全管理を国際水準に強化
福岡県大野城市に拠点を置く株式会社博多製麺処は、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000:2018の認証をこのたび取得いたしました。この認証は、同社が生麺製品の製造プロセス全体において、国際的な食品安全基準を満たし、その管理体制が確立されていることを客観的に示すものです。特に、福岡県が開発したラーメン専用小麦「ラー麦」を100%使用した自家製麺の製造に特化している同社にとって、今回の認証取得は、製品の品質と安全に対する取り組みを一層強化し、顧客からの信頼性を高める上で極めて重要な意味を持ちます。

認証概要
博多製麺処が取得したISO 22000:2018の認証に関する詳細は以下の通りです。
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規格: ISO 22000:2018(食品安全マネジメントシステム)
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認証番号: JP31029-F-1
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認証取得日: 2026年4月14日
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有効期限: 2029年4月13日
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認証機関: Global Compliance Certification(GCC)
- JAS-ANZ(豪州・ニュージーランド合同認定システム)認定
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認証範囲: 生麺製品の製造(福岡県大野城市御笠川3-13-1)
創業の背景と「ラー麦」へのこだわり
博多製麺処は、グループ会社が運営するラーメンチェーン「博多三氣」の自家製麺部門として長年にわたり培ってきた製麺技術を事業化するため、2017年(平成29年)に分社独立した製麺専門会社です。同社の事業の根底には、日本のソウルフードであるラーメンの麺に使用される小麦の国内自給率が約14%という現状に対し、福岡県が独自に開発したラーメン専用小麦「ラー麦」を100%使用し続けることで、地元の生産者を支え、福岡の農業を活性化したいという強い思いがあります。この地産地消の理念が、博多製麺処の製麺へのこだわりを形成しています。
博多三氣での長年の店舗運営を通じて蓄積された「ラー麦」の製麺技術と直営店舗の運営ノウハウは、同社の大きな強みとなっています。当初はグループ外の既存ラーメン店への麺の卸販売から販路を拡大しましたが、現在では麺の卸販売にとどまらず、直営店舗の運営ノウハウをパッケージとして提供する「ラーメン店の総合プロデュース」事業も展開しています。これにより、既存のラーメン店の経営改善支援はもちろん、これからラーメン店の開業を目指すオーナーに対しても、多岐にわたるサポートを提供しています。
同社は、博多三氣での自家製麺部門としての技術・ノウハウ蓄積から始まり、2017年の分社独立を経て、グループ外ラーメン店への卸販売、そして新規開業店舗の総合プロデュースへと事業を拡大してきました。このような事業展開の過程で、取引先や開業希望者からは、製品の品質と安全性を客観的に証明する手段を求める声が高まっていました。今回のISO 22000:2018認証取得は、こうした期待に応えるものであり、「より安心して選ばれる製麺所」としての信頼性を国際水準で確立するものです。これは、地元福岡の「ラー麦」をより多くのラーメン店で採用してもらうための確かな裏付けとなります。

ISO 22000:2018取得の意義
今回のISO 22000:2018認証取得は、博多製麺処の事業において多方面にわたる重要な意義を持っています。
(1)食品安全への取り組みと信頼性向上
ISO 22000は、食品安全に関するハザード管理システムであるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)と、組織のマネジメントシステムを統合した国際規格です。この規格は、原材料の受入から製造、出荷に至るまでの食品製造の全工程において、潜在的な食品安全リスクを科学的かつ体系的に分析し、管理するための仕組みを構築・維持することを求めています。第三者認証機関であるGlobal Compliance Certification(GCC)による認証は、博多製麺処がこれらの厳格な基準を満たし、食品安全に対する継続的な取り組みを行っていることを国際的に証明するものです。これにより、消費者や取引先は、同社製品の安全性をより一層信頼できるようになります。
(2)「ラー麦」100%へのこだわりとの相乗効果
博多製麺処は、福岡県産「ラー麦」を100%使用するという原料への強いこだわりを持っています。「ラー麦」はラーメンの麺に最適な特性を持つよう開発された品種であり、その風味や食感は多くのラーメン愛好家から高く評価されています。この「素材の安心」に加え、ISO 22000に基づく厳格な製造工程管理が加わることで、「製造工程の安全」も国際水準で担保されることになります。これにより、同社は「素材の安心」と「製造工程の安全」の両面を兼ね備えた高品質な麺製品を提供することが可能となり、国産小麦の持つ良さを最大限に引き出した製品品質を国際的な基準で保証します。
(3)販路拡大と総合プロデュース事業への信頼基盤
博多製麺処は、既存のラーメン店への麺の卸販売だけでなく、これからラーメン店を開業するオーナー向けの「ラーメン店の総合プロデュース」も事業の柱としています。扱いの難しいとされる「ラー麦」を用いた製麺技術に加え、直営店「博多三氣」での豊富な運営ノウハウをまるごと提供できることが同社の強みです。事業の販路と支援先を拡大していく中で、ISO 22000の認証取得は、「より安心して麺を使っていただける」ための客観的な証明となり、新規および既存の取引先の信頼獲得に直結します。この国際認証は、同社の技術力とノウハウに加え、食品安全への真摯な姿勢を示すことで、ビジネスパートナーシップを一層強固なものにするでしょう。
グループ連携:ラーメン店「博多三氣」での実践
博多製麺処が製造する「ラー麦」100%の自家製麺は、同グループの株式会社博多三氣が運営するラーメンチェーン「博多三氣(はかたさんき)」の全店舗で、実際に顧客に提供されています。博多三氣は「あっさりとんこつラーメン」を看板メニューとし、福岡県内に9店舗を展開しています。同店の名物である「替玉10円」という価格設定も、地元福岡の「ラー麦」をより多く消費し、生産者を支えたいという地産地消の理念が根底にあります。
今回のISO 22000:2018認証取得により、「製造元の食品安全管理が国際規格で保証された麺」を提供できる体制が整いました。原料(ラー麦)の調達から製麺・品質管理、そして店舗での提供まで、フードチェーン全体を一貫してグループ内で管理する稀有なモデルが、今回の認証取得によってさらに強固なものとなります。これは、グループ全体で食品安全に対する高い意識と管理体制を維持していることを示すものです。

【博多三氣 概要】
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福岡県内9店舗展開
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使用麺:「ラー麦」100%自家製麺(博多製麺処製造)
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名物:替玉10円(地元の「ラー麦」を支える地産地消価格)
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公式サイト: https://hakata-sanki.jp/
今後の展望
株式会社博多製麺処は、今後もISO 22000:2018の継続的改善の仕組みを積極的に活用し、食品安全マネジメントのさらなる高度化を図ってまいります。グループラーメン店「博多三氣」との連携を一層深めながら、本場博多の麺文化を全国へと広めるべく、製品ラインアップの拡充および新規取引先の開拓を積極的に推進していくことでしょう。安全で高品質な「ラー麦」100%の自家製麺を通じて、日本の食文化に貢献し続けることを目指します。
株式会社博多製麺処 会社概要

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所在地: 〒816-0912 福岡県大野城市御笠川3-13-1
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代表取締役: 岩本 志郎
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設立: 平成29年(2017年)3月
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事業内容: 製麺事業、店舗プロモーション事業
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グループ会社: 有限会社アメニティ21HD/株式会社博多三氣(ラーメン店「博多三氣」運営)/有限会社テーブル(「うどん大文字」運営)
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